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メガバンクが投資したくなる“おもしろい企業”とは? ポイントは2つ(3/3 ページ)

「三菱東京UFJ銀行」と聞いてどんなイメージを持つ人が多いのだろうか。多くの人は「日本を代表する銀行」「大企業を中心に融資する」などと想像するだろうが、最近これまでになかった動きをしているという。それは……。

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おもしろい企業、2つのポイント


銀行はリスクをとらないと、世の中の動きを“知る”ことができなくなるという

 ビジネスコンテストを行うとなれば「この企業は今後伸びるのか?」という成長性を見極めることがポイントになってくる。とはいえ、それは非常に難しいことだ。どうやって企業の成長性を見極めるのだろうか。

 Rise Up Festaでは、事業の「確実性」は評価項目にない。すべての企業が成長する、という時代は終わったのだから、世の中の動きよりも半歩または1歩先を歩いている企業を支援しよう、そのためには銀行もリスクを取って、世の中の動きを知ろう……という考えからだ。

 Rise Up Festaに応募してほしい企業とは、ずばり「おもしろい企業」だという。おもしろい企業とはまず、経営者と従業員に共通した「夢」があり、「自分たちにはできる」という確信がある企業のこと。あるいは、不確定要素があったとしても「コレ、いけるんじゃないか」と感じさせる足場がある企業だという。決算の数字、経験、技術といったきちんとした足場があって、さらに夢がある――。この2つを持っているところは「おもしろい企業」。そんな企業に応募してほしいと考えているそうだ。

 実際には、基盤はしっかりしていても、夢がなくて成長しなかった企業はたくさんある。一方、夢ばかり見て終わってしまった企業もまたたくさんあるのが現実だ。企業を成長させるには、夢だけではダメで、数字や技術といった裏付けが必要。うちの会社は両者をバランスよく持っている……そう考えている企業はぜひ、「Rise Up Festa」に応募してみてはいかがだろうか。

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