連載
「有名シェフ監修」の商品にありがち……マズイ、味見しているのか:ご一緒に“おでん”いかがですか(4/4 ページ)
コンビニ弁当を食べて、思わず「マズいなあ。これ、本当に味見したの?」と言いたくなることはないだろうか。筆者の川乃氏は、マズい弁当にはある“傾向”があるという。それは……。
コンビニ各社は、有名シェフや地域のB級グルメなどにロイヤリティを支払って「マズい」モノをつくるくらいなら、そのお金を使って「おいしい」弁当をつくるべきではないだろうか。
商品開発担当者にお願いしたい。「全商品を味見しろ」とは言わないが、せめて「オリジナルで出す商品くらいしっかりと味見をしてほしい」。お客さんから「味見したの?」と言われないようにするためにも、塩1ミリグラムの変化を大切にしてほしいのだ。
最後に、余談をひとつ。マズい料理を出す人は味見をしない――。筆者が結婚した当初、妻に何度も何度も言った言葉だ。
関連記事
- もう振込用紙を持って来ないで! コンビニが「収納代行」を止めたい理由
「電気・水道・ガス・電話などの利用料金はコンビニで振り込んでいる」という人も多いだろう。しかしこの「収納代行」……とにかく面倒で、コンビニオーナーだけでなく本部も「止めたい」と思っているのではないだろうか。 - なぜコンビニのクリスマスケーキは売れるようになったのか――知られざる裏事情
数年ほど前から、コンビニのクリスマスケーキが売れている。理由の1つに「おいしくなった」ことが挙げられるが、それだけでもないらしい。大手コンビニの本部で働き、現在はコンビニオーナーを務める筆者が裏事情を明らかにした。 - ローソンのコーヒーは誰が飲んでいる? データから見えてきたコト
「コーヒーはコンビニで買う」という人が増えてきているが、一体どんな人が購入しているのだろうか。ローソンのPontaカードを分析すれば「どういった人が何を買ったのか」が分かるので、担当者に直撃。男性20〜40代がよく飲んでいるのは……。 - 年末年始のコンビニは“コロコロ”変わる――なぜそんなことができるの?
クリスマスが終わって、さあ次は正月の準備だ――そんな人も多いだろう。コンビニの売り場を見ても、今は正月100%といった感じ。昨日まではクリスマス一色だったのに、今日は正月一色に……。売り場を変幻自在に操れる背景には、一体何が? - コンビニのオーナーが亡くなったとき、どうする? どうなる?
大雪が降っても、コンビニは開いている。ほとんどの人が「コンビニは年中無休」と思っているだろうが、オーナーが亡くなったときはどうなるのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.