「過去に想像した未来の自分」と「現在」の“ギャップ”
あなたは過去に想像した自分と現在の自分にギャップを感じていますか? アラサー(29〜31歳)の人には30歳の自分、アラフォー(39〜41歳)の人には40歳の自分を聞いた。マーシュ調べ。
あなたは過去に想像した自分と現在の自分にギャップを感じていますか? アラサー(29〜31歳)の人には30歳の自分、アラフォー(39〜41歳)の人には40歳の自分を聞いたところ、全体で「ギャップを感じる(ややを含む)」と答えたのは67.1%であることが、調査会社マーシュの調べで分かった。
ギャップを感じているのは「アラサー男性」(80.0%)が最も多く、次いで「アラサー女性」(68.3%)、「アラフォー男性」(61.6%)、「アラフォー女性」(58.3%)と続いた。
過去に想像した自分を聞いたところ、アラサー男性は「結婚して子どもがいると思っていた」「バリバリ仕事ができる自分」、アラサー女性は「今付き合っている人と25歳くらいに結婚して、子どもを27歳くらいでもうけて、3人で暮らしている」「独身で、営業職を続けていて、毎日疲れている」といった回答が目立った。
一方、現在の自分はというと、アラサー男性は「未婚の上に異性と交際もしていない」「いまだ勉強をしている自分」、アラサー女性は「29歳でそのとき付き合っていた人と結婚し、子どもはいない」「結婚し、事務職に転職して子どもも生まれ、幸せ」などの意見が多かった。
過去に想像した自分と今の自分
過去に想像した自分について、アラフォー男性に聞いたところ「家庭もあり、仕事もある程度の収入と、役職であること」「安い給料で狭いアパートに家族4人でひっそりと住んでいると思ってた」、アラフォー女性は「白髪が生えてきて老けている自分」「子どもの手がかからなくなり、仕事も正社員で復帰している」といった声が目立った。
一方、現在の自分はというと、アラフォー男性は「結婚をしていない。仕事もまだ自分の思っているところまでの立場までいっていない」「転職に成功したおかげでマンションを購入し、クルマも新車を購入できて幸せな生活を送っている」、アラフォー女性は「数本白髪が生えてきたが、それよりも顔のたるみとか別の老化が気になる」「2人目も生まれたので、家事・育児が優先でパート程度の仕事をしている」などの意見があった。
1983年4月1日〜1985年3月31日もしくは1973年4月1日〜1975年3月31日生まれの男女で、5年以上前に30歳もしくは40歳の自分を想像したことがある人(240人)が回答した。インターネットを使った調査で、実施期間は7月25日から29日まで。
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