Facebookでシェアする“ネタ”、性年代別で大きな違い?:オープンな10代とクローズな30〜40代(2/2 ページ)
スマートフォンの普及に伴い、LINE、Facebook、TwitterといったSNSの利用者も増えている。複数のSNSを目的別に使い分ける人もいるが、特にFacebookは年代によって使い方が異なるという。NTTアド調べ。
オープンな10代とクローズな30〜40代
公開範囲によってネタを使い分ける傾向が強いFacebookについて、年代別で利用傾向を分析したところ、30〜40代のユーザーは自分の生活や行動の共有や、知人との連絡手段に向いていると感じる人が多い傾向が出ており、主にプライベートなネタをシェアするコミュニケーションツールとして使われている様子がうかがえる。
一方で、10代のユーザーは社会情勢・ビジネス関連の情報共有に向いているとする傾向が出ており、NTTアドは「Facebookを『オープンなコミュニティー』と捉えている10代にとっては、コミュニケーションツールというよりも、日常的なニュースを手に入れるポータルサイトに近い存在であるのかもしれない」とコメントしている。
また、性別で比較すると、男性は「社会情勢・ビジネス関連の情報共有に向いている」、女性は「流行・トレンド関連の情報共有に向いている」「知人や家族との連絡手段に向いている」という傾向が出ている。
この結果について、NTTアドは「男性は『オープンなコミュニティー』でシェアするネタと『クローズドなコミュニティー』でシェアするネタを使い分けていると思われる。一方、女性は仲間同士の間で、女子感やリア充を演出し、好感度を高めたいという欲求がうかがえる」と推察している。
インターネットによる調査で、LINE、Facebook、Twitterのうち、いずれかのソーシャルメディアを利用している、10代〜50代の男女924人が回答した。
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