駅ナカNEWDAYS、ドトールと共同開発でコンビニコーヒーを開始:ポット式
JR東日本の駅ナカコンビニ「NEWDAYS」は、10月1日からコンビニコーヒーの提供を開始する。ホットコーヒーとアイスコーヒーの2種類でいずれも100円。
JRリテールネットは9月25日、JR東日本が展開する駅ナカコンビニ「NEWDAYS」で、カウンターコーヒー「Eki na CAFE(エキナカフェ)」を展開すると発表した。10月1日から販売を開始し、2014年度中に70店舗展開を目指す。
メニューはホットコーヒーとアイスコーヒーの2種類で、いずれも170ミリリットル、100円(税込)。10月1日〜3日は発売記念のお試しセールということで50円で販売する。
ポットからセルフでコーヒーを注ぐ方式
エキナカフェは、レジでコーヒーの紙カップを購入し(アイスの場合は氷入りカップ)、清算後に顧客がポットからコーヒーを入れるセルフ方式。ブラジルコロンビア産のコーヒー豆をメインにブレンドし、直火焙煎(ばいせん)することで香ばしく、後味はクリアに仕上げた。ドトールコーヒーとの共同開発だが、商品はNEWDAYS用のオリジナルブレンドのコーヒーで、ドトールが店舗販売しているものとは異なるコーヒー豆を使っているという。
大手コンビニ各社がコーヒーに力を入れる中、NEWDAYSにもコーヒーの取り扱いを求める顧客の声が多く、カウンターコーヒーの展開を決めた。駅ナカでは通常のコンビニよりもスピードが求められるため、オペレーションを速くするためにサイズを1種類に絞り、また店員がコーヒーを入れるフルオペレーションではなく、セルフ式を採用した。大手コンビニで採用されている一杯挽きのコーヒーマシンは約60秒かかるのに対し、ポットだと約10秒でコーヒーを入れられるため、ポット式を採用したという。
関連記事
- 仕事をしたら“味”を分析できるようになった:コンビニコーヒーの味に違いはあるの? 科学的に分析した
外出先で「ちょっとコーヒーを」と思って、カフェチェーンに立ち寄る人も多いのでは。ファストフードやコンビニでも気軽にコーヒーを飲むことができるようになったが、その味に違いはあるのか。味を分析できる機械を使って調べたところ、意外な事実が……。 - Twitterでどんなことが話題に? コンビニコーヒー3社を比較
2013年1月にサービスを開始したセブンカフェの登場によって、コンビニコーヒーが一気に普及したが、Twitter上ではどんなことが話題になっているのだろうか。ホットリンクコンサルティング調べ。 - 仕事をしたら“コーヒー”ができた(前編):ローソンのコーヒーは誰が飲んでいる? データから見えてきたコト
「コーヒーはコンビニで買う」という人が増えてきているが、一体どんな人が購入しているのだろうか。ローソンのPontaカードを分析すれば「どういった人が何を買ったのか」が分かるので、担当者に直撃。男性20〜40代がよく飲んでいるのは……。 - パンも一緒に買う? コンビニコーヒーの利用実態
コンビニでテイクアウトコーヒーを利用したことがある人はどのくらいいるのだろうか。首都圏に住む20〜40代の男女に聞いたところ「利用経験がある」と答えたのは49.9%だった。朝日大学マーケティング研究所調べ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.