コラム
スタバの最新旗艦店は、まるで「チャーリーとチョコレート工場」のようだった:編集長ヨシオカのシアトルレポート(4/4 ページ)
世界中に店舗を展開するスターバックス。その最新旗艦店「リザーブロースタリーアンドテイスティングルーム」は、ブルーボトルなどサードウェーブコーヒーの影響を色濃く受けた空間。スタバの最新戦略、そして驚きの巨大コーヒー工場の中身とは……。
サードウエーブコーヒーの波は、スターバックスにも影響している?
スターバックスの最新旗艦店「リザーブロースタリー&テイスティングルーム」を見て、私が一番思ったのは「これってサードウエーブコーヒーの影響をかなり強く受けているよね」ということでした。
焙煎したての豆が店内のチューブを通って流れていく様子が見られたり、コーヒーにまつわる小さな図書館が併設されていたり、さまざまな飲み方を指定できたり……といった楽しい演出はさすが巨大資本のスターバックス、と思いましたが、巨大な焙煎所の横にコーヒーが飲めるカフェを併設、というスタイルは、日本にも上陸して話題のブルーボトルコーヒーなど(参照リンク)、いわゆるサードウエーブコーヒーの店舗でよくあるものです。
エスプレッソベースのドリンクで世界中に広まったスターバックスの最新旗艦店が、サードウエーブコーヒーの動向も意識しつつ、コーヒーにまつわるいろいろを楽しめる場になっている……米国のコーヒー事情はこれからまた大きく動くのかも、などと思いをはせることができて非常に楽しい体験でした。リザーブロースタリーアンドテイスティングルーム、コーヒー好きなら確実に楽しめる場所だと思うので、シアトルに行く用事があったらぜひ足を運んでみることをお勧めします。
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