コラム
10年後になくなる可能性が高い職業とは(後編):601の職業を6つのグループに分類(4/5 ページ)
10年後になくなる可能性が高い職業とは? 今回は、601の職業を6つのクラスタに分類・分析し、今後、人工知能に代行されないために人間に求められる能力はどういうものかを考えます。
どれだけの職業が失われてしまうのか
先のグラフで、各クラスタの状況を総合的に判断しました。これに、クラスタごとの“人工知能、コンピュータに奪われる職業”の数を基にして算出する分布率を書き足してみます(※1)。
※1 ランダムフォレストに基づく結果。チューニングの結果、ランダムフォレストのmtryは4。用いた計算機はRのパッケージe1071。
なくなる職業が約90%あるクラスタは下側、分布率がそれらよりも大きく下がるクラスタはグラフの上側にある結果となりました。他者との関係性が要求され、責任の伴う職務が多い職業は、まだまだ人工知能やロボットに代替される可能性は非常に低いと言えるでしょう。
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