Mobile Weekly Top10
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1位 | 徹底比較:携帯電話のカメラはどこまで“使える”か | ||
2位 | 携帯の次なる進化ポイントはどこか? | ||
3位 | ドコモ、iモードメールの分割受信を開始 | ||
4位 | 504i総力特集 | ||
5位 | ケータイ技術研究所 2:着メロが最も大きい端末を探す | ||
6位 | 「Microsoftの携帯電話」がいよいよ登場へ | ||
7位 | 携帯向けに「スーパーCCDハニカム」登場 | ||
8位 | KDDIが「なりすまし迷惑メール」に新対策 | ||
9位 | 携帯電話をPDAのように使ってみたら――? | ||
10位 | ドコモ、「未承諾広告※」メールの受信拒否。10月目処 |
今週は趣を変えて、携帯電話にまつわるちょっとしたネタをいくつか紹介しよう。
どうして携帯には液晶ディスプレイが付いているのか?
どうして携帯電話に液晶ディスプレイが付いているのか、気になったことはないだろうか。考えてみれば、据え置き電話にはディスプレイは付いていない(最近は備えたものも多くなってきたが)。ところが、iモードやメールが使えるようになるはるか以前から、携帯電話には液晶ディスプレイが搭載されている。
東芝モバイルコミュニケーションズ社の堀重和統括技師長が、フラットパネルディスプレイ製造技術展のセミナーで語ったところによると、それは“携帯電話の料金が高いから”だった。
一般の電話ならば、番号を間違えても「間違えました。ガチャ」で済む。しかし電話料金が高い携帯電話の場合、「液晶に番号を表示して、正しいか確認してから発呼する」(堀氏)ことが求められたのだそうだ。確かに、携帯の場合は番号を入れただけでは電話がつながらず、最後に発話ボタンを押す必要がある。なるほど。
これは1979年、初の携帯電話である自動車電話が誕生したときからの伝統のようだ。
携帯電話ほど売れる商品はない?
家電量販店に行くと、店頭の最も人通りが多い場所に携帯電話が陳列してある。確かに携帯電話が売れる商品なのは分かるが、いったいどのくらいの数が出ているのか。
実は2001年の段階で、世界中で年間4億台もの携帯電話が売られている。同じく東芝の堀氏によると、「単一商品としては珍しい」ほどの数だという。
ほかの商品の販売台数は、PCやテレビが1億台強。「時計ですら、2億台」(堀氏)だ。比べてみると、携帯電話の販売台数の“すごさ”が分かる。机の中には、2個や3個の古い腕時計が眠っているものだが、このままのペースでいけば、古い携帯電話が物入れの中からたくさん見つかる日も来るかもしれない!?
もっとも、編集部にある筆者の机の中には、今でも携帯電話が何十個も入っているが……。
“着メロ”と呼んではいけない……?
携帯に電話がかかると流れてくるメロディ──一般に「着信メロディ」、略して「着メロ」と呼ばれている。実は「着信メロディ呼び出しサービス」、愛称「着メロ」が、東京電話アステルの登録商標であることをご存じだろうか。
各社のカタログを見ると、NTTドコモでは「iメロディ」「ハモメロ着信音」という表記を使っているし、J-フォンでは「メロディ着信音」「着信サウンド」と記載している。ただし、KDDIではそのものずばり「着信メロディ」だが……。
アステルは、iモード登場以前の1997年から着信メロディサービスを行っており“着メロブームの火付け役”を自認している。1999年には業界初の3和音対応端末も投入し(アステルプレスリリース)、着メロの普及を担ってきた。しかし、アステル事業の売却に伴い(4月1日の記事参照)、今年8月1日から「着メロ」の商標も含めて鷹山に譲渡される。
ちなみに、「アステルの商標を勝手に使っていいのか!」というお叱りのメールを読者からいただくことがあるが、東京電話アステル広報部によれば「“着メロ”は一般的な言葉として認知されてきていますので、マスコミの方がお使いになる分には、当社では問題ないと考えております」とのこと。ご理解のほどを。
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[斎藤健二, ITmedia]
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