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WIN+BREW端末「新しい端末の発表も予定している」
KDDIは近々CDMA 1X WINに対応したBREW端末を投入する予定だ。6月28日、コンテンツ・メディア本部長の高橋誠氏が明らかにした。
KDDIはアプリケーションプラットフォームをJavaからBREWに移行しつつあるが、パケット定額制を実現した1X WIN端末はすべてJava対応だった(4月28日の記事参照)。
「BREWが定額で使えるようになってくる。EZナビウォークのようなものが使いやすくなってくる」(高橋氏)
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詳細は明かさなかったが、併せてWIN端末向けにEZトップメニューを再構築し、前面見直しを行う。8月には、ユーザーの属性や利用履歴を活用し、嗜好にあったサイト、EC店舗をお勧めする「EZオススメサイトサービス」のトライアルをWIN端末向けに提供する予定。
またドコモが進める非接触IC──FeliCa対応については、「一日も早くキャッチアップできるように対応の準備を進めている。インフラが仕上がってきた段階で我々も」と話した。
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携帯サービスの進化の方向性に、各キャリアの色が出てきた。FeliCaを使ったリアル連携に向かうドコモに対して、KDDIは定額制をテコにコンテンツ強化を図る。さらに“メディア化”をキーワードに、FMケータイの成功モデルを使って、地上デジタルテレビ放送対応端末も「他社に先駆けてやっていきたい」とした。
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