ニュース
「D905i」にiD関連の不具合、ソフト更新で改善――NTTドコモ
NTTドコモは三菱電機製「D905i」に、iD決済時にエラーが表示され、操作が終了しない不具合があると発表した。ソフト更新で対応する。また、NEC製「N904i」、富士通製「F903i HIGH-SPEED」のソフト更新も開始する。
NTTドコモは12月11日、三菱電機製の「D905i」、NEC製の「N904i」、富士通製の「F903i HIGH-SPEED」向けのソフトウェアアップデートを開始した。
D905iの更新内容は、主に「iD」操作に関するもの。端末にiDアプリがプリインストールされているのにかかわらず、アプリが見つからないというエラーが表示され、下記の操作が終了しない不具合を改善する。
- カードアプリ(DCMXクレジットアプリ)、各iD対応カード会社サイトからのカード情報設定
- カードアプリ(DCMXクレジットアプリ)からの「iD」パスワード設定(変更、解除を含む)
- iDのネット決済によるショッピング
更新は905iシリーズから搭載された自動更新機能を利用。更新ソフトは午前3時ごろに自動的にダウンロードされ、書き換えが行なわれる。設定により実行時間を変更することもできる。なお、従来どおりユーザー自身で即時にソフト更新することもできる。更新に必要な時間は約7分。
advertisement
N904iの更新内容は、
- バーコードリーダーの起動時に端末がフリーズする不具合を改善
- MTPモードでの接続ができない場合に、microSD内に保存されたWMAファイル(楽曲ファイル)を端末操作上で削除する機能を追加
の2つ。更新時間は約5分30秒~14分30秒。更新後にWMAファイルを削除するには、メニュー→データBOX→ミュージック→WMA→WMA全削除を選択する。
F903i HIGH-SPEEDの更新内容は、
- 「Music&Video チャネル」の番組設定時に表示する、「ミュージックチャネル番組設定中」アイコンが表示されない
という不具合を改善するもの。更新時間は約約13分。N904iとF903i HIGH-SPEEDの更新は、端末のソフトウェア更新メニューから手動で行うか、更新日時を端末に予約して行う。
関連記事
- 「D905i」最新記事一覧
- 「N904i」最新記事一覧
- 「F903i HIGH-SPEED」最新記事一覧
3.1インチ大画面の“楽レコ”スライドケータイ――「D905i」
いつも表に出ている大画面が3.1インチのフルワイドVGA液晶になり、FOMAハイスピード(HSDPA)に対応。HDDレコーダー「楽レコ」技術の採用で、録画番組のハイライトシーンだけをチェックでき、多彩な翻訳機能も装備――。「D905」は、従来モデルの人気機能に最新機能を装備した、スライドモデルの集大成ともいえる端末に仕上がった。写真で解説する「D905i」(機能編)
ドコモの三菱電機製スライド端末「D905i」は、FOMAハイスピード、国際ローミング(3G/GSM)、ワンセグ、フルワイドVGA、GPSといった905iの共通スペックに、“D”ならではのワンセグ録画/再生機能や翻訳機能などを搭載している。その使い勝手を見ていこう。(2007/11/2)写真で解説する「D905i」(外観編)
FOMAハイスピードに対応し、いつも表に出ているメインディスプレイが3.1インチのフルワイドVGA液晶になったスライドボディの「D905i」。デザインの特徴やキーのレイアウトなどの外観をチェックした。「N904i」のソフトアップデートを開始──サブディスプレイやMTPモードの不具合を修正
NTTドコモは9月20日、NEC端末「N904i」のソフトウェアアップデートを発表した。サブディスプレイが表示されない不具合やMTPモードでPCと接続できなくなる不具合を修正する。3インチワイドVGA液晶とHSDPAのデザインコラボ端末――「N904i」
NEC製FOMA端末「N904i」は、3インチの480×854ピクセル表示液晶をメインディスプレイに採用。さらにHSDPAに対応し、PC向けWebサイトや「うた・ホーダイ」を快適に利用できる。スイングボディにFMトランスミッター+1GメモリのHSDPA──「F903iX HIGH-SPEED」
富士通製の「F903iX HIGH-SPEED」は、「F903i」のスイングスタイルボディにFMトランスミッターや1Gバイトの内蔵メモリを搭載したHSDPA端末だ。冬モデルの中で唯一、内蔵メモリにWMAの楽曲を保存できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.