写真で解説する「P-03A」(2/2 ページ)
薄く、小型になったWオープンスタイルのVIERAケータイが「P-03A」。ワンセグやおサイフケータイ、顔認識AF付きの320万画素カメラなどを備え、ハイエンドのP-01Aより少しカジュアルなイメージのモデルとして展開。“隠しキャラ”もいるという「ハッピーイルミネーション」のほか、スヌーピーコンテンツや「レイトン教授」アプリなどを内蔵する。
想定ターゲットのユーザーがかなり重視するというカメラ機能は、P705iのAF(オートフォーカス)付きの200万画素からの320万画素に進化し、顔認識AF&AE(自動露出)や6軸手ブレ補正、そして被写体に最適な撮影設定を自動で切り替えてきれいに手間なく撮影できる機能を備えた。さらに撮った写真をカメラ機能からビューアモードに切り替えてすぐ再生できる「ピクチャフォルダジャンプ」機能を備え、カメラを横向きに構えたときも自然にシャッターを押せるよう、決定キーに加えて[0]キーもシャッターとして機能するようになっている。
説明員によると「混雑している状況下で、有名人などを腕を上に伸ばすハイアングルスタイルで撮る場合、シャッターキーが本体側面(横に構えると上面)にあるより[0]キーのほうが使いやすいと思います」とのこと。……用途を限定しすぎているが、確かにディスプレイの角度を自由に調整できることも相まってハイアングル撮影も行いやすく、もちろん普通に構えたときも右手の親指がちょうど[0]キーの位置に来るので、横向きでも無理のない体勢で撮影できる。
背面パネルは、大小4つのLEDと128×36ピクセルの0.9インチ有機ELサブディスプレイを連動して表現する「ハッピーイルミネーション」を搭載する。ディスプレイの開閉や着信時などにさまざまな種類のアニメーションで演出し、ランダムに現れる“隠しキャラ”や“隠しデザイン”も多数用意する。
このほか、スヌーピーをモチーフにしたコンテンツを多数プリセットするのも特徴の1つ。待受画面はもちろん、メニュー画面や電波/バッテリーアイコンまで一括カスタマイズできる「きせかえツール」やデコメ素材、マチキャラなども内蔵する。背面のハッピーイルミにも、“ごくたま”にスヌーピーが出現するようだ。さらに、人気ゲームタイトル「レイトン教授と不思議な町」アプリが標準添付するのも魅力の1つといえそうだ。
機種名 | P-03A |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約49×108×14.7ミリ |
重さ | 約120グラム |
連続通話時間 | 約200分 |
連続待受時間 | 約640時間 |
カメラ | 有効320万画素CMOS AF+顔認識AF付き |
外部メモリ | microSD、microSDHC(最大16Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3インチ フルワイドQVGA(240×427ピクセル)TFT液晶 26万2144色 |
サブディスプレイ | 約0.9インチ(128×36ピクセル) |
Misic&Videoチャネル | ○ |
ビデオクリップ(10Mバイトiモーション) | ○ |
ワンセグ | ○ |
FOMAハイスピード | ○(7.2Mbps) |
Flash | Flash Lite 3.1(フルブラウザFLV表示対応) |
着うたフル | ○ |
ミュージックプレーヤー | SD-Audio、WMA |
iアプリオンライン | ─ |
iコンシェル | ○ |
iウィジェット | ─ |
2in1 | ○ |
おサイフケータイ | ○ |
WORLD WING | ○ 3G |
3GローミングのHSDPA対応 | ─ |
GPS | ○ |
地図アプリプリイン | ○ |
モバイルGoogleマッププリイン | ○ |
デコメアニメ | ○ |
着もじ | ○ |
プッシュトーク | ─ |
防水 | ─ |
タッチパネル | ─ |
Bluetooth | ─ |
外部メモリへのユーザーデータ一括バックアップ | ○ |
iモード画像/デコメ絵文字の一括ダウンロード | ○ |
マルチメディアデータの全県送信 | ○ |
フォルダ情報の引き継ぎ | ○ |
文字入力方法とキー配置の統一 | ○ |
ダイレクトメニュー | ○ |
ドキュメントビューア | ○ |
緊急速報「エリアメール」 | ○ |
ソフトウェアアップデート | ○(自動更新対応) |
ボディカラー | ピンク、ブラック、ホワイト |
発売 | 2008年12月~2009年1月予定 |
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