レビュー

写真で解説する「L-06A」(1/2 ページ)

PRIMEシリーズに属する「L-06A」は、上り最大5.7MbpsのHSUPAにドコモの音声端末として初めて対応するモデル。専用の「Googleサービスキー」と、HSUPAの高速通信を生かして、写真や動画を簡単にYouTubeやPicasaへアップロードできる機能を搭載した。

 LGエレクトロニクス製の「L-06A」は、タッチパネルと回転2軸ボディを採用したモデル。メインディスプレイは、ワイドVGA(480×800ピクセル)表示対応の約3インチタッチパネル液晶を採用。「Googleサービスキー」を押すことで現れるGoogleサービスメニューから、Googleの各種サービスを手軽に楽しめるのが特徴だ。

ボディカラーは左からHyper Silver、Hyper Red、Hyper Whiteの3色。背面パネルはHyper Silverがメタル調、Hyper Redがカーボンクロス調と、それぞれ異なる質感になっている

 ボディサイズは約52(幅)×110(高さ)×15.4(厚さ)ミリ(最厚部約18.5ミリ)、重さは約131グラムで、それほど大柄な印象は受けない。ビュワースタイル時は、ヒンジ側を下にした向きが“正しい向き”となる。ディスプレイの下には「g」マークのGoogleサービスキーがある。

本体を開くとディスプレイ側は全面クリアパネルで覆われる。十字キーやダイヤルキーも黒くなっており、3色とも黒を基調にしたデザインが特徴だ
背面パネルには約1.0インチ5×17ピクセルのLED Matrixサブ液晶を備える(写真=左)。ビュワースタイル時には、ヒンジ側を下にすると画面が正しい向きになる。Googleサービスキーはディスプレイの下にある(写真=中)。カメラレンズやFeliCaポートをハイした裏面は、シンプルな印象(写真=右)
先端部には赤外線ポートとワンセグ用アンテナ、ストラップホールを装備(写真=左)。ヒンジ部は何もないすっきりとしたレイアウトだ(写真=右)
左側面には外部接続端子と充電端子、マルチキーとロックキーが並ぶ(写真=左)。右側面にはスクロール用のキーやmicroSDスロットを装備する(写真=右)

裏面のカメラには、顔検出オートフォーカス対応の有効約510万画素COMSセンサーを採用。レンズはドイツの名門光学機器メーカー「Schneider(シュナイダー)」が認定したもの

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サブディスプレイには、マルチキーを押すと時刻が現れるほか、着信表示ランプの代わりに、音声着信やメール受信など各種動作時に合わせてアニメーションが表示される(写真=左)。ダイヤルキーには、上下方向に緩やかにラウンドしたタイルキーを採用。ダイヤルキーの下には「Googleサービスキー」がある(写真=右)

ワンセグアンテナは4段伸縮式のホイップアンテナ。完全に引き出すと、360度自由な方向に伸長できる

 約3インチのディスプレイには感圧式のタッチパネルを採用しており、本体を開いた状態とビュワースタイルの両方でタッチ操作ができる。L-06Aはほぼすべての機能をタッチで操作ができるが、iアプリは対応しておらず、Google地図アプリのスクロールなどは物理キーを使う。タッチパネルは感圧式なので、女性の爪先やスタイラスなどでも操作可能。

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タッチパネルはメールやカメラ、ワンセグなど、多くの機能で操作できる
待受状態では画面下部に「メニュー」「発信」「メール」「アドレス帳」のアイコンが表示される(写真=左)。iアプリはタッチでは操作できないが、内蔵ゲームはタッチパネルとモーションセンサーを利用して操作できる(写真=中、右)

 タッチ操作は押すだけでなく、スクロールや描画にも対応している。メニュー項目が多くスクロールが必要な場合、メニュー上で指を上下にスライドさせるとスクロールができる。また「スケッチメモ」では、イラストの描画も可能。会場で触った端末は試作機のため、タッチパネルの反応はやや遅い印象だった。製品版での改善に期待したい。

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