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安価なモデルの上位を切り崩すか?――待望の夏モデルが次週到来携帯販売ランキング(5月11日~5月17日)(1/4 ページ)

今回も“らくらく”“シンプル”の強さは相変わらず。しかし、そんなランキングにも「変化」の足音が近づいてきた。ドコモとソフトバンクの夏モデルが発表され、その第1弾がすでに店頭に並んでいる。次週、これらの夏モデルがトップ10にどう食い込むか注目したい。

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“らくらく”の首位に“amadanaケータイ”が迫る

らくらくホン ベーシックII

 相変わらず「らくらくホン ベーシックII」が強いNTTドコモのランキングだが、今回は量販店で値下げされている“amadanaケータイ”「N-04A」が2位にまで浮上した。またスリムワンセグモデル「N-02A」も3位に食い込み、NEC製の2モデルがトップ3に入った。

 首位の座から動かないらくらくホン ベーシックIIとは対照的に、「らくらくホンV」の動きは大きい。前回5位から2位に順位を上げた同モデルだったが、再び5位に順位を下げた。そのほか、8色のカラーバリエーションを用意した「SH-02A」が4位を獲得した。

 全体としてはランキングに大きな動きは見られないが、次週はどうなるか分からない。19日に発表された2009年夏モデルのうち、「P-07A」「N-06A」が22日に発売されたからだ。P-07Aは“VIERAケータイ”の第4世代モデルとして、LUMIXゆずりのシーン判別機能「おまかせiA」を搭載し、カメラを大幅に進化させた。対するN-06Aは、自宅や公衆の無線LANに接続することで高速なインターネットを楽しめる。どちらもメーカーの最新技術を投入した注目機種であり、宣伝も大々的に展開されると思われる。価格はバリュー一括で6万円台だ。

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 また、5月28日にはNEC製のスリムケータイ「N-08A」の販売が始まるなど、動きの少なくなったランキングに世代交代の波が近づいている。

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