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東海道・山陽新幹線の「エクスプレス予約」がウィルコム端末に対応
JR東海、JR西日本、ウィルコムは、PCや携帯電話から東海道・山陽新幹線の指定席を予約できる「エクスプレス予約」を、ウィルコム端末に対応させると発表した。年内をめどに、ウィルコム端末に最適化したシンプルなサイトを用意する。
東海旅客鉄道(JR東海)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、ウィルコムの3社は6月3日、東海道・山陽新幹線の指定席を携帯電話やPCから予約できる「エクスプレス予約」について、年内をめどにウィルコムのPHS端末に対応させることを発表した。
エクスプレス予約は、東海道・山陽新幹線の指定席をシートマップを見ながら予約できるサービス。自宅や職場から新幹線チケットを予約できるほか、列車や席の変更も発車直前まで何度でも行える。年会費として1050円が必要だが、乗車のたびにたまるポイントを使って、グリーン車へのアップグレードが利用できる。
現在もウィルコム端末のフルブラウザを利用してアクセスは可能だが、ケータイ向けのシンプルな画面を用意することで利便性を向上させる。なおウィルコムのおサイフケータイ端末(WX340K、BAUM)は2009年夏から「モバイルSuica」に対応するが、エクスプレス予約のICサービス(EX-IC)に対応するかは「現段階で未定」(ウィルコム広報)だという。
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