メールの送受信で乗り換え経路を案内――auの「乗換検索メール」
KDDIが、メールの送受信で乗り換え経路を検索できる「乗換検索メール」を、au one ラボで無償提供する。圏外エリアでも内容を確認でき、過去の移動履歴の確認も簡単になる。
KDDIは7月30日、乗り換え経路の検索をメールで行えるサービス「乗換検索メール」のβ版を「au one ラボ」で公開した。サービスの対象はメールアドレスが「ezweb.ne.jp」ドメインのau端末で、利用料は無料。
同サービスは、メール本文に駅名などの乗換条件を自由文で入力し、指定のアドレスに送信することで、経路検索結果がメールで返信される。検索結果は受信メールとして保存されるため、地下などの圏外エリアでも内容が確認できるほか、過去の移動履歴を確認することもできる。
au one 乗換とEZナビウォークのシステムを連携させ、経路を検索する。メールで乗車駅と降車駅のみを指定した場合は、すぐに出発する条件で経路を検索し、結果を返信する。また、発着時間を指定することも可能だ。検索結果は原則として1経路のみを表示するが、同名駅が存在する場合は駅間距離の小さい順に表示する。また、新幹線、飛行機、特急はすべて利用される条件で検索する。
au one ラボの紹介ページ(http://lab.auone.jp/service/nph-index.cgi?id=0012)には、使用感などの評価情報を入力するフォームを設け、ユーザーからの声をサービス向上につなげるとしている。
携帯電話からのアクセス方法は、EZトップメニュー→「楽しむ」→「ラボ」から。URLはhttp://d.lab.auone.jp/ml/。PCサイトの紹介ページにあるQRコードからも、サービスの利用手続きを進められる。
関連記事
ふぉーんなハナシ:auの拡張現実アプリが“現実的”だったこと
ワイヤレスジャパンの会場でデモを行っていたauの「実空間透視ケータイ」は、3Dマップによる空間表現が特徴だ。カメラ映像にバーチャルな情報を追加する「セカイカメラ」などに比べると地味に見えるが、これが非常に“現実的”な使い勝手を実現していた。ワイヤレスジャパン2009:auのARアプリ「実空間透視ケータイ」――今後は「電子コンパスなし」でも快適に?
ワイヤレスジャパン2009のauブースでは、拡張現実アプリ「実空間透視ケータイ」のデモが行われている。アプリの動作は想像以上に機敏でサクサク。さらに、“電子コンパス非搭載”でも方角とマッチした情報を表示する技術を開発中だという。25日に会えるよ:auケータイで拡張現実を体験――「実空間透視ケータイ」β版を無料提供
ケータイをかざした先にあるスポット情報を“透視”できる拡張現実アプリ「実空間透視ケータイ」のβ版が登場した。サービスの第1弾は写真を仮想空間上にマッピングする「地球アルバム」(β版)だ。KDDI、au one ラボで「ケータイパートナー(β版)」を提供
KDDIは3月19日、最新技術をβ版としていち早くリリースする「au one ラボ」で、“「感性型」エージェントインターフェース”を具現化した「ケータイパートナー(β版)」の提供を開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.