第2回 着信ランプが美しい機種は? パーツの使い勝手はどう?:最新ケータイ徹底比較(NTTドコモ 2009年夏モデル編)(3/3 ページ)
ケータイの着信ランプとキーバックライトの点灯場所やパターンは、実際に使ってみないと分からない。また、外部メモリスロットやスピーカー、赤外線ポート、サイドキーなどのパーツも使い勝手に大きく影響する。そこで今回は、各モデルの“外観”を調べた。
FeliCaアンテナ:F-08AとN-08Aは背面に搭載
FeliCaアンテナの場所を示すFeliCaマークは裏面にある機種が多いが、F-08AとN-08Aは背面に搭載している。背面にFeliCaアンテナがあると、本体を開いたままタッチできて便利だが、閉じた状態だと(携帯の仕方によっては)逆に持ち直す必要があるのでやや不便だ。
サイドキー:カメラの起動やシャッター、マナーモード設定ができる機種が多い
サイドキーは、本体を閉じたまま各種機能の起動や設定ができて重宝する。だが、部品配置などの理由で、本来は十字キーやソフトキーに割り当てられるべき機能がサイドキーに割り当てられていることもあり、一概に便利とはいえない。通常のキー操作を補完するキーとして機能を割り当てるべきだろう。
“閉じたまま便利に使える”という点で考えると、P-07Aのサイドキーが使いやすいと感じた。P-07Aは約2インチの大型サブディスプレイを搭載しており、カメラとミュージックプレーヤーを閉じたまま起動してそのまま利用できる。SH-05Aのサイドキーは1つのみだが、長押しでフォトライトを利用できるのは便利だ。
F-09Aは左側面に比較的多い4つのサイドキーを搭載しているが、iウィジェットやクイック検索、タスクメニューの呼び出しもサイドキーから行う。これらの機能は本体を開いて使うシーンが多いので、正面のキーに割り当ててほしかった。N-06Aはサイドキーに割り当てている機能に不満はないが、半押し対応のシャッターキーに、使用頻度の高いクリア操作を割り当てているのは、使い勝手を損なっているように思う。
最新ケータイ徹底比較バックナンバー(NTTドコモ 2008年冬モデル編)
最新ケータイ徹底比較バックナンバー(au 2009年春モデル編)
- →第9回 KCP+端末はどれも同じ仕様、かと思いきや――ツール機能を検証
- →第8回 意外な「あの機種」が健闘――カメラを“素早く”使える機種はどれ?
- →第7回 ワンセグを快適に視聴できる機種はどれ?――KCP+端末
- →第6回 キーの反応速度はさくさく? もっさり?――「NS01」「NS02」「K001」
- →第5回 キーの反応速度はさくさく? もっさり?――KCP+端末
- →第4回 一番“全部入り”な機種はどれ?――KCP+端末
- →第3回 着信ランプやmicroSDスロットはどこにある?――KCP+端末
- →第2回 NSシリーズとジュニアケータイは“使いやすい”か?――「NS01」「NS02」「K001」
- →第1回 軽くて持ちやすく、キー入力しやすい機種はどれ?――KCP+端末
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第1回 薄型軽量でキーが押しやすい機種はどれ?
ドコモの夏モデルの中で、実際の“性能”と“使い勝手”が優れた機種はどれか。約20機種の中から発売中のモデル9機種をセレクトし、横並びで比較する。第1回は基本性能とキーの操作性について調べた。NTTドコモ、2009年夏モデル18機種を発表――iモードも機能を大幅拡張
ドコモは2009年夏モデル18機種発表した。PRIME/STYLE/SMART/PROの各シリーズのコンセプトをさらに進化させ、HSUPA、10Mカメラ、BDレコーダー連携、無線LAN、防水などの機能を追加。NERV仕様の“ヱヴァケータイ”も登場した。写真で見る「F-08A」
STYLEシリーズの「F-08A」は、2009年春モデルとして登場した「F-02A」の後継にあたる防水ケータイ。防水性能の強化を図りつつ、一部では同時に発表された「F-09A」と同等の機能も搭載した。帰ってきたヨコモーションはスライドボディ&タッチパネル――「F-09A」
富士通製のスライドケータイ「F-09A」は、コンシューマー向けでは「F906i」以来となるヨコモーション対応モデル。進化した8メガカメラとワンセグを横画面で楽しめるほか、閉じたままでもタッチパネルで快適な操作が可能だ。写真で解説する「N-06A」
「N-01A」からさらに磨きをかけた基本性能に加え、“無線LAN”機能の搭載によって、高速データ通信やアクセスポイントとしての用途を実現した「N-06A」。気になる無線LANの操作やタッチパネルUIを写真で紹介する。自分だけのモデルを“別注”できる限定版も登場――8.1Mカメラ搭載の薄型スタイリッシュ「N-08A」
笑顔検出や240度パノラマ撮影にも対応した8.1Mカメラやワンセグ、30パターンのキーイルミネーションなど、充実した機能を13.9ミリのスリムボディに搭載した「N-08A」。自分だけのデザインにカスタマイズできる、Web限定モデルも登場する。写真で解説する「P-07A」
ボディスタイルは「Wオープン」から「トリニティ」へ――。LUMIXでもおなじみの「おまかせiA」と大型サブディスプレイの搭載で、「簡単に、素早く、きれいに撮る」機能が大幅に向上した「P-07A」。“4倍滑らか”なワンセグ補間技術や高色再現性液晶、さらに本職ゲーム機に迫るハイクオリティーな内蔵ゲームも魅力だ。写真で見る「P-08A」
「P-02A」の後継機種として登場したパナソニック モバイル製の「P-08A」は、スイングスライドとスピードセレクターを継承したほか、カメラやワンセグの機能が向上。PRIMEシリーズ並みのハイスペックな機能をさり気なく盛り込んだ。写真で見る「P-10A」
パナソニックモバイル製のドコモ向け端末としては初となる防水性能を備えた、STYLEシリーズの「P-10A」。PansonWorksがアレンジデザインしたキャラクターコンテンツを内蔵し、サブディスプレイにはカラー有機ELを採用。また、メニューの全階層やメール作成画面で「拡大もじ」が使えるなど、使い勝手にも配慮した。写真で見る「SH-05A」
STYLEシリーズに属するシャープ製の「SH-05A」は、IPX5/IPX7等級の防水性能を備えるほか、最大ISO1万2800相当の高感度撮影やシーン自動認識などが可能な800万画素CCDカメラを搭載する。デザインにもこだわり、背面パネルに3種類のテクスチャーイメージを施した。10MピクセルCCDカメラを搭載した“AQUOS SHOT”──「SH-06A」
PRIMEシリーズに属するシャープの「SH-06A」は、カメラを10MピクセルCCDに強化したデジカメケータイ。新たなブランド名”AQUOS SHOT”を冠し、ケータイカメラの性能をとことん追求した高機能モデルだ。
関連リンク
- 「F-08A」製品情報(富士通)
- 「F-09A」製品情報(富士通)
- 「N-06A」製品情報(NEC)
- 「N-08A」製品情報(NEC)
- 「P-07A」製品情報(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)
- 「P-08A」製品情報(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)
- 「P-10A」製品情報(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)
- 「SH-05A」製品情報(シャープ)
- 「SH-06A」製品情報(シャープ)
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