第1回 表示は美しいけど使い勝手は?――「Xperia」のTimescapeを試す:「Xperia」ロードテスト(2/2 ページ)
TwitterやFacebookなどのSNSを活用している筆者にとって、XperiaのTimescapeは楽しみな機能の1つだった。実際に3週間ほど使ってみたが、いろいろ気づいたこともある。今回はTimescapeのウィジェット、SNS、Eメールに焦点を当てた。
Gmailの表示には「Eメール」の設定も必要
筆者はPCメールにはGmailを利用しているので、さっそくプリセットされている「Gmail」アプリを設定して利用開始した。しかし、Gmailアプリでメールを受信しても、Timescapeにはいっこうに反映されない。それもそのはず、GmailアプリはTimescapeとはひも付いておらず、TimescapeでEメールの履歴を見るには「Eメール」アプリに別途Gmailのアカウントを設定しなければならない。
Gmailアプリを利用していれば、新着メールを受信すると自動で通知されるが、TimescapeでGmailを閲覧するには、別途Eメールアプリを起動して受信し直す必要があるので、一手間増えてしまう。Timescapeには、Gmailアプリとひも付いた「Gmail」の項目があってもよかったと思う。EメールをTimescape上に表示させない設定もできるので、Gmailの項目があっても、同じコンテンツの重複は防げるはずだ。
友人や知人以外のメルアドをアドレス帳に登録
筆者のGmailに送られてくるメールは、友人からのメールも時々あるが、メールマガジンやAmazonのレコメンド、TwitterとFacebookの通知が多い。“アドレス帳に写真設定した友人とのメール”ばかりなら、Timescape上での見栄えもいいが、筆者の場合はタイトルや人物のシルエットが並ぶ無機質な一覧となってしまっている。
そこで、よく受信するメールアドレスをアドレス帳に登録し、画像を設定してみた。例えば、Twitterのフォロー通知メールなどのアドレスを、Twitterロゴと一緒にアドレス帳に登録すれば、Timescape上ではTwitterのロゴが表示される。アドレス帳は、メールと電話をするためのショートカットとして使うのが通常だが、Xperiaでは新しい使い方が生まれそうだ。
次回はTimescapeをカスタマイズする方法について触れたい。
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