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KDDIがワイヤ・アンド・ワイヤレスの筆頭株主に――au端末にWi-Fiサービス提供
KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が資本提携し、KDDIがWi2の第三者割当増資を引き受けることを明らかにした。増資額は4億5000万円で、KDDIがWi2の52.4%の株式を取得する。
KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は10月20日、Wi2が実施する第三者割当増資をKDDIが引き受け、4億5000万円を出資する「株式引受契約書」を締結したことを明らかにした。増資の払込期日は10月22日。KDDIはこの増資を引き受けることでWi2の52.4%の株式を保有する筆頭株主になる。
Wi2は、アッカ・ネットワークスがWiMAX事業を手がけるために設立したアッカ・ワイヤレスが前身の事業者。同社は現在パートナー企業と連携し、全国に約1万3000カ所の公衆無線LANスポットを展開しており、初期費用0円、月額380円の公衆無線LANサービス「Wi2 300」を展開している。また法人向けの無線LANソリューションなども手がける。
今回の提携により、Wi2は今後の事業展開に向けた財務基盤の強化がかなう。またKDDIは、Wi2の事業に参画し、auケータイやIS seriesなどのユーザーに向けて、ニーズが高まるWi-Fiサービスを提供することなどを検討する。
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