iPadを、写真付きメールが送れるフォトフレームにするアプリ――「ハッピー便り」
エーテックが、iPadを通信機能付きのデジタルフォトフレームのように使えるアプリ「ハッピー便り」をリリースした。離れた場所からでも、メールや専用アプリから写真や動画が送れる。
エーテックが1月14日、iPadを通信機能付きデジタルフォトフレームとして活用できるアプリ「ハッピー便り」をリリースした。価格は600円だが、リリースセール中は350円で購入できる。
ハッピー便りをiPadにインストールすると、初回起動時に画面にPINコードとメールアドレスが表示される。このメールアドレスあてに写真を添付したメールを送ると、iPadに手軽に写真を送ることができる。iPhoneやiPod touch向けには、専用の無料アプリ「ハッピー便り アップローダ」が用意されているので、このアプリにPINコードを登録しておけば、より簡単に写真や動画をiPadに送れる。メールで送る場合は件名に入力した内容がコメントになる。
送受信できるのは1日あたり200Mバイトまでという制限があるほか、映像は1件あたり最大30秒までとなるが、iPadを「PhotoVision」のように利用できるのがユニークだ。なお外部の画像共有サービスなどは利用していないため、送信した写真や映像は一時エーテックのサーバに保存されるが、データはiPadに送信された後すぐに削除される。ハッピー便りは常時起動しておく必要はなく、写真や映像が届くとプッシュ通知でiPadの画面にメッセージが表示され、効果音が鳴る。
なおアプリに保存された写真はアプリを削除すると消えてしまう。画像をダウンロードしたい場合は、iTunesのAppの同期画面の下にある「ファイル共有」から必要な画像をエクスポートする必要がある。
遠く離れて暮らす家族が持つiPadに、手軽に子どもの写真や動画などを送ることができるので、iPadを親にプレゼントした人などはこのアプリを贈ってあげるといいだろう。
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