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ソフトバンク、「災害・避難情報」を1月30日から提供 利用申し込み受け付けを開始
ソフトバンクモバイルが1月30日から、同社の携帯電話・スマートフォン向けに、災害・避難情報の提供を開始すると発表した。すでに提供中の緊急地震速報と合わせ、「緊急速報メール」としてサービスを提供する。
ソフトバンクモバイルが1月10日、各種緊急情報を、対象エリアのケータイ・スマートフォンに対して一斉配信する「災害・避難情報」を1月30日からスタートすると発表した。これに合わせて、導入を希望する国・地方公共団体向けの申し込み受け付けを開始した。サービス名称は緊急地震速報と合わせて「緊急速報メール」に統一する。
災害・避難情報は、国や地方の公共団体が災害時などに発する緊急情報を、対象エリアのケータイ・スマートフォンに対して一斉配信するしくみ。緊急地震速報のように、輻輳の影響を受けることなく情報を配信でき、端末はこの情報を受信すると専用の着信音、バイブレーション、画面表示で通知する。
災害・避難情報の配信は無料で行えるが、導入を希望する場合はソフトバンクモバイルのWebサイトから申し込みを行う必要がある。申し込み後は内容を確認後、10営業日前後で配信が可能になる。
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