写真で解説する「N-02E ONE PIECE」:“未来の通信機器”の秘密とは?(2/3 ページ)
ワンピースコラボスマホ「N-02E ONE PIECE」が、5万台限定で12月に発売予定。外観から中身までワンピース色に染まったこだわりのモデルで、「サウザンドサニー号」の特製充電台と麦わらの一味のキャラピンを同梱する贅沢仕様だ。10月11日の発表会場で展示された試作機をチェックする。
麦わらの一味のオリジナルアプリを用意、チョッパーのマチキャラも
外観だけでなく、中身にもオリジナルコンテンツを多数盛り込んでいる。ホーム画面には「サウザンドサニー号」の甲板から船首や海を眺めた状態のライブ壁紙を設定できる。展示機にはこのテーマしか用意されていなかったが、製品版には他のワンピース壁紙も用意される。なお、作者・尾田栄一郎氏による描き下ろし壁紙はなく、すべて原作から選定したものになるという。
麦わらの一味9人の特徴を生かしたアプリも用意。ルフィの「扉絵全集」アプリは、連載15年間分の「扉絵」と解説を収録する。現在発売されている最新67巻までを収録予定で、600話以上の膨大な扉絵を収める。残念ながら、最新の扉絵を順次ダウンロードして更新していくことはできない。
ゾロの「大剣豪への道」は、反射神経を使ったゲームアプリ。ゾロと敵が対峙した状態でゲームが始まり、画面に「斬」の文字が表示された瞬間に画面をタッチ! 敵より反応が早いとゾロの勝ちだ。ナミの「天候通信(クリマレポート)」は、天気予報アプリ。天気のほか、最高/最低気温や降水確率も分かる。ウソップの「狙撃の王様」ではAR(拡張現実)を利用して、カメラで被写体を捉えながら、タップした箇所に「火の鳥星」や「鉛星」を狙撃した写真を撮影できる。「サンジの満腹ごはん」には、ワンピースに登場した料理のレシピを収録。11月末に集英社から刊行予定のレシピ本「ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん」から厳選した20種類のレシピを掲載している。
チョッパーはiコンシェルのキャラクター(マチキャラ)として登場。しゃべってコンシェルの画面にも登場するが、音声はしゃべってコンシェルの元のままだ。チョッパーの声にしなかったのは、「話す内容がチョッパーのキャラと合っていないため。チョッパーが持っているトーンダイヤルから声が出ている、という設定」(説明員)だそうだ。なお、説明員によれば、各アプリにアニメの声優による音声を収録するかどうかは検討中とのこと。
ロビンの「History Log」には、ワンピースの歴史、悪魔の実、キャラクター、技などの図鑑を収録している。フランキーの「ス~パ~! タスク管理」は、タスクマネージャーとして使え、起動中アプリの一括終了などができる。ブルックの「ミュージックプレイヤー feat.ソウルキング」は、ブルック仕様にデザインされたミュージックプレイヤーアプリ。ブルックは描かれているだけで、特別なアクションはしないらしい。
以上9つのアプリはウィジェットには対応していないが、画面いっぱいにキャラクターが表示されるアイコンを採用しており、「サウザンドサニー号」のライブ壁紙との組み合わせると、ルフィたちが船上にいるような状態になる。
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