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ドコモ、スマホ向け「フィルタリング」を通常のWi-Fi通信にも適用
ドコモは今夏をめどに、通常のWi-Fi通信時でも「フィルタリング」が利用できるスマホ向け機能を開始する。これまでのフィルタリングはドコモが提供するXi、FOMA、docomo Wi-Fiのみでしか使えなかった。
NTTドコモは6月28日、スマートフォン向けの「フィルタリング」サービスをこの夏に拡充すると発表した。青少年のスマホユーザーが増加していることから、安心・安全への取り組みを強化する。
ドコモは現在、スマホ向けに「spモードフィルタ」を提供しているが、フィルタリングが有効になるのはXi/FOMAの通信時と、同社が展開する公衆無線LANサービスの「docomo Wi-Fi」を利用した場合のみ。それ以外のWi-Fi通信を利用してインターネットにアクセスした場合は、フィルタリングが適用されなかった。
8月から9月に開始する予定の新サービスでは、ドコモ以外の事業者が提供する(docomo Wi-Fi以外の)Wi-Fi環境や自宅のWi-Fi環境でも、spモードフィルタと同等のフィルタリングが利用できる。詳細な利用方法などはまだ未定だが、料金は無料での提供を検討しているという。
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