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中国発ハイエンドAndroid端末「Oppo N1」、欧米で発売へ

中国Oppoは12月10日に米国と欧州でAndroidスマートフォン「Oppo N1」を発売する。LTE非対応ながら、1300万画素の回転式イン・アウト兼用カメラや背面タッチパネルなどユニークな機能を搭載するハイエンド端末だ。

 中国のスマートフォンメーカーOppo(広東欧珀移動通信)は12月2日(米国時間)、12月10日に欧州と米国でハイエンドAndroidスマートフォン「Oppo N1」を発売すると発表した。価格は599ドル(欧州では449ユーロ)から。日本で発売されるかどうかは不明だ。


 Oppo N1は5.9インチでSnapdragon 600(1.7GHzクアッドコア)を搭載するハイエンド端末。最大の特徴は、本体上部の回転式カメラだ。一般のスマートフォンのように2台のカメラを前面と背面に設置するのではなく、206度回転する1300万画素のカメラ1台を搭載した。180度以上回転するので、自分撮りしやすい角度に設定することも可能だ。


 もう1つの特徴は、背面のタッチパネル「O-Touch Panel」だ。片手で端末を持った状態で人差し指などで背面を上下左右にスライド・タップ・長押しすることで画面を操作できる。

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O-Touch Panel

 OSはAndroid 4.2で、その上に独自UIの「Color OS」がプリインストールされている。または、AndroidベースのオープンソースOS「CyanogenMod」プリインストール版を購入することも可能だ。

「Oppo N1」の主な仕様
機種名 Oppo N1
OS Android 4.2(コードネーム:Jelly Bean)+「Color OS」あるいは「CyanogenMod」
ディスプレイ 5.9インチ(1080×1920、377ppi)
CPU Qualcomm Snapdragon 600(1.7GHzクアッドコア)
RAM 2Gバイト
ストレージ 16/32Gバイト
外部メモリ なし
メインカメラ 1300万画素(206度回転でインカメラ兼用)
インカメラ なし
サイズ 170.7×82.6×9ミリ
重さ 213グラム
バッテリー容量 3610mAh
ネットワーク GSM/HSDPA(LTE非対応)

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中国 | Android | ハイエンド | Android 4.2 | Snapdragon

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