SIMフリースマホが故障したらどうしたらいいの?iPhone編:SIM通
iPhone 6/6 Plusは3キャリア版のほか、SIMフリー版を購入できます。iPhoneが故障したら、どうすればよいのでしょうか。今回は「AppleCare+ for iPhone」について解説します。
2014年9月19日に発売となったAppleの「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」はNTTドコモ・au・ソフトバンクモバイルの3キャリアで購入可能のほか、Apple StoreでSIMフリー版を購入できるようになったのは消費者として選択肢が拡がったのは嬉しいところですね。
ただ、iPhoneが故障したときは一体どうすればいいのでしょうか? そこで今回はSIMフリー版iPhoneの補償サービス「AppleCare+ for iPhone」について解説します。
まず、すべてのiPhoneには標準で、購入後1年間の本体の保証と90日間の無償電話サポートが付属しています。また、ドコモ、au、ソフトバンクなどで契約・購入したiPhoneであれば、月々500円程度のオプションサービスに加入することでキャリア独自の水漏れや紛失などの補償を受けることが可能です(具体的な条件は各キャリアで異なります)。
一方、SIMフリー版iPhoneはキャリアを通さずに直接Apple Storeで購入するため、キャリアが用意しているオプションの補償サービスには加入できません。これだと不慮の事故の際に困りますよね。
そこで、Appleでは「AppleCare+ for iPhone」という保証サービスを用意しています。
「AppleCare+ for iPhone」の料金は一括10,152円(税込み)。加入すると、購入後1年間の本体の保証と90日間の無償電話サポートが購入後2年に間に延長でき、さらに、不慮の事故で修理が必要になった際に1回あたり7,800円(税込み)で最大2回まで修理などのサービスを受けることができます。
具体的にはディスプレイのヒビ割れや水没などでの故障、充電ケーブルやイヤホンが壊れた場合や、バッテリー性能が正式な製品仕様の50%以下になる場合に修理・交換に応じてもらえます。
加入するにはiPhoneの購入から30日以内となっており、注意が必要です。
なお、「AppleCare+ for iPhone」はSIMフリー版iPhoneだけでなく、キャリア版でも加入可能。また、iPadやiPodも加入できます。
Appleでは「AppleCare Protection Plan」というのもありますが、そちらはMacシリーズやディスプレイ、Apple TVが対象で料金等も異なります。
新機種が登場するたびに買い替えている人にとってはそれほど気にしないことかもしれませんが、SIMフリー版でも保障サービスは入っておけば“もしものとき”に泣かずに済みます。特に本体サイズが大きいiPhone 6 Plusは片手で持ち辛く、落下しやすいので、ディスプレイの破損リスクを回避するためにも「AppleCare+ for iPhone」への加入は検討の価値があるでしょう。
※情報は2014年10月31日現在のものです。
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