iPhoneの「Safari」が便利になる小技集:脱初心者!スマホの使いこなし講座 第1回(2/2 ページ)
iPhoneの標準ブラウザである「Safari」には便利な小技がたくさん備わっています。その中から、特に便利な9つをピックアップしました。
その7:長いページも「リーダー表示」で読みやすく!
「リーダー表示」機能を使うと、ページの本文だけを見やすく表示してくれます。特に長文を読みたい場合に便利な機能ですね。リーダー表示に切り替えるには、検索フィールド(URL入力欄)の左端にあるボタンをタップするだけです。フォントサイズも変更できます。
なおTipsとして、リーダー表示状態で共有ボタン→「メールで送信」を選択すると、ページの本文が挿入されるようになります。通常表示ではURLのみが挿入されますので、Webページの内容そのものを送る場合に便利です。
その8:オフラインでも読める! 「リーディングリスト」を使おう
移動中などに気になる記事を見つけたけれど、今は読む時間がない! という時に大変便利なのが、「リーディングリスト」という機能です。リーディングリストにページを追加すると、URLとともにページの内容もデバイスに保存され、後でゆっくり読むことができます。ページの内容がすべて保存されるため、通信環境がない圏外でも読めるのが特徴です。
追加の方法は2通りあります。
現在表示しているページをリーディングリストに追加するには、コントロールバー中央にある共有ボタンをタップし、「リーディングリストに追加」を選択します。
リンク先のページを追加したい場合は、リンクを長押しし、「リーディングリストに追加」を選択します。
リーディングリストに追加したページを表示するには、コントロールバー右から2つめのブックマークボタンをタップし、中央のメガネアイコンをタップします。
その9:スマホ向けでなく、PC向けのサイトを表示させる
今では多くのサイトがPC用と、主にスマートフォン向けのモバイル用のレイアウトを持っています。ITmediaもそうですね。場合によっては、PC用のサイトを見たいこともあるでしょう。その場合は、検索フィールド(URL入力欄)を編集可能状態にし、下にスワイプすると「デスクトップ用サイトを表示」ボタンが現れます。
以上、9つの小技を紹介しました。Safariには他にも多くの機能があるのですが、今回は脱初心者という観点で厳選しご紹介しました。次回の記事ではSafari以外のiOS向けブラウザを紹介したいと思います。お楽しみに!
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