AppleやSamsungとガチンコ勝負――Huaweiの「P8」「P8 max」は何が変わったのか?:日本での発売は?(2/2 ページ)
Huaweiはロンドンで新製品発表会を開催。スタイルとデザインを強化したスマートフォン「P8」と、6.8型の大型ディスプレイを搭載した「P8 max」を発表した。同社は日本でもSIMロックフリーで「Ascend P7」と「Ascend Mate7」を販売している。これら2機種の後継ともいえる新製品はどのような進化を遂げたのだろうか?
6.8型のP8 maxも発表 P8と合わせ日本発売は未定
P8 maxはP8と類似したデザインで、画面サイズを6.8型と大型化したモデルだ。タブレットに近いサイズだが、スマートフォンとして使うことも考えられており、いわゆる「ファブレット」に属する製品となる。サイズは93(幅)×182.7(高さ)×6.8(奥行き)ミリ、重量は228グラム。
6.8型のディスプレイはデュアルウィンドウに対応し、2つのアプリを横に並べて同時に利用できる。本体サイズは大きいものの厚さは6.8ミリに抑えており、大画面モデルのiPhone 6 Plusの7.1ミリ、Galaxy Note 4の8.5ミリより薄い。またサイズが大きいことを生かし、バッテリーは4360mAhと大容量のものを搭載。普段使いで2日以上バッテリーが持つ。本体はこちらもアルミ合金製、ディスプレイはゴリラガラス4と強度を増している。
どちらのモデルも2015年5月に約30カ国で先行販売が始まる予定だ。日本はその30カ国に含まれないが、これまでの同社製品の日本展開の状況を考えると、どちらかのモデルが投入されることは十分あり得るだろう。リチャード・ユーCEOも「ほかの国での展開は5月から1カ月以内程度」と話しており、夏モデルとして日本で発売されることを期待したい。
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