楽天ならではの「革新的なスマホ」がまもなく登場――平井副社長が予告:箱も見せられません
2015年の春夏モデルとして、スマホ2機種/タブレット3機種を取りそろえた楽天モバイル。実はもう1機種、楽天ならではの革新的なスマホを準備中だという。
間近となった5月からのSIMロック解除義務化を控え、楽天モバイルが新たに「Xperia J1 Compact」とタブレット3機種の取り扱いを開始した。
楽天モバイルは4月20日に「ZenFone 2」をラインアップに加えており、今回発表したXperia J1 Compact、そしてAndroidタブレットの「MeMO Pad 7 ME572CL」「LaVie Tab S TS708/T1W」、Windowsタブレットの「YOGA Tablet 2-1051L」を春夏モデルとして売り出す。4月23日に開催された説明会では、強化された製品ラインアップに加え、もう1つのスマートフォン新機種が登場することも予告された。
楽天副社長の平井康文氏は「スマートフォンの“3機種目”は(この場には)無いんです。残念ながら現時点で発表できないが、楽天、そして楽天モバイルならではの、革新的なスマートフォンを近々に発表したい」と明言した。
デザインやスペック、価格帯などの詳細は不明だが、「幅広いユーザーセグメントの方に受け入れられる、独自のエクスクルーシブなものにしたい。今は最終の準備をしているので、もうしばらくお待ちいただきたい」(平井氏)とのことで、他キャリアでは購入できないオリジナル端末になる可能性が高い。
同じ月額料金で使える通信容量を増やすなど、コスト競争の激しさが増しているMVNO業界。セット販売する端末も、従来のエントリークラスやミドルクラスといったいわゆる格安スマホから、より高性能なモデルへ移行しつつある。また日本通信(b-mobile)が独自端末をうたう「VAIO Phone」を発売するなど、価格面以外での差別化を図る動きも出てきた。
平井氏は「スマホ事業は楽天経済圏とのタッチポイントを強化するもの」と述べ、競争には魅力あるデバイスの存在が不可欠という考えを示した。
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