ASUSTek、ZenFoneタブレット版「ZenPad」に自撮特化「ZenFone Selfie」など2015年投入モデルを公開:COMPUTEX TAIPEI 2015(2/2 ページ)
COMPUTEX TAIPEI 2015開幕前日にASUSTekが新モデルを公開した。“高級そうな”デザインとともに、64ビット対応Snapdragonに“SoFIA”Core x3などにも注目だ。
とにかく自分をきれいに撮りたい人のための「ZenFone Selfie」
「ZenFone Selfie」は、カラフルなカラーバリエーションと、フロントカメラとリアカメラがともに有効1300万画素という高画質カメラを実装したのが特徴のスマートフォンだ。カメラ機能では、フラッシュを使っても自然な色で撮影できるデュアルLEDフォトライトをフロントカメラとリアカメラに用意したほか、リアカメラではレーザー測距を使ったオートフォーカス機能を実装した。
ほかのカメラ関連機能では、ディスプレイを“S”字になぞるとカメラアプリが起動する「ZenMotion」や、肌の色をファインダ画面でリアルタイムで補正する「Real-Time Beautification」、自画撮りで自分の顔と背景の両方を明るく撮影するのに威力を発揮する「HDR Selfies」など、自分撮りに特化した機能を用意する。
ディスプレイサイズは5.5型で解像度は1920×1080ピクセル。画面密度は403ppiに達する。IPS駆動方式の採用で視野角は178度を確保。最大輝度は400カンデラ/平方メートルになる。ディスプレイはGorilla Glass 4で保護している。プロセッサは64ビット命令に対応するQualcommのSnapdragon 615を搭載した。
美しいのに超高性能なZen AiO
Zen AiOシリーズは、ディスプレイ一体型PCのラインアップで、23.8型ディスプレイ搭載モデル「Zen AiO Z240IC」と21.5型ディスプレイ搭載モデル「Zen AiO Z220IC」を投入する。最薄部では6ミリというスリムデザインのZen AiOは、アルミ削りだし加工で成形したユニボディを採用する。
デザインに配慮する一方で、処理能力も重視している。CPUはクアッドコアタイプの“最新世代”Core i7シリーズを搭載し、システムメモリには“DDR4-2133MHz”を32Gバイトまで載せる。また、データストレージではPCI Express x4接続のSSD 512Gバイトを内蔵する。加えて、グラフィックスコアでは、GeForce GTX 960Mを搭載し、グラフィックスメモリとして4Gバイトを実装する。本体搭載インタフェースではUSB 3.1を用意するほか、Z240ICでは、インテルのRealSence 3D対応カメラも利用できる。
ASUS ProArt Moniter
「ASUS ProArt Moniter」は、32型で解像度3840×2160ピクセル対応ディスプレイだ。液晶駆動はIPS方式で視野角は上下、左右ともに178度を確保する。画面密度は138ppi。Adobe RGB 100%の色域を再現するほか、ハードウェアカラーキャリブレーション技術「ProArt Calibration Technology」を導入する。映像入力インタフェースには、Display Port 1.2、Mini DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、HDMI 1.4を用意する。
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