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Android端末は2万4093種類、メーカー別首位のSamsungはシェア減──OpenSignal調べ:調査リポート
Android端末のフラグメンテーションに関する調査を例年発表している英OpenSignalによると、2015年8月時点でAndroid端末を販売しているメーカーは1294社あり、2万4093種類の端末があるという。
英モバイルアプリメーカーOpenSignalは8月5日(現地時間)、Androidのフラグメンテーション(断片化)に関する最新調査結果を発表した。
この調査は、同社のアプリ「OpenSignal」をダウンロードした世界の68万2000台のAndroid端末のデータに基づくもの。
これによると、現在使われているAndroid端末の種類は前年より28%増え、2万4093モデルになった。機種別で最も多かったのは韓国Samsung Electronicsの「Galaxy S III」、次もSamsungの「Galaxy S4」だった。
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メーカー別シェアでもSamsungが首位をキープした。Samsungは、OpenSignalが調査を公開するようになった4年前から首位を保っている。だが、シェアは前年の43%から5.2ポイント減らし、37.8%だった。この調査によると、1294社がAndroid端末を販売しているという。
開発者にとって気になるAndroidのバージョンのフラグメンテーションは、米AppleのiOSと比較すると激しく、最新OSのシェアはまだ18.1%だ。
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