au、スマホ・タブレットのAndroid 6.0へのバージョンアップを予告:全12機種が対象
auのAndroidスマートフォン・タブレットのAndroid 6.0へのバージョンアップ予定が公表された。対象は全12機種。
KDDIと沖縄セルラー電話は3月4日、auのAndroidスマートフォン・タブレットにおける「Android 6.0(Marshmallow)」へのバージョンアップ予定を公表した。
3月4日現在、Android 6.0へのバージョンアップを予定している機種は以下の通りとなる。
- AQUOS SERIE SHV32
- HTC J butterfly HTV31
- isai vivid LGV32
- Galaxy S5 SCL23
- Galaxy Note Edge SCL24
- Galaxy S6 edge SCV31
- Galaxy A8 SCV32
- TORQUE G02
- Xperia Z4 SOV31
- Xperia Z5 SOV32
- Galaxy Tab S SCT21
- Xperia Z4 Tablet SOT31
上記以外の機種のAndroid 6.0へのバージョンアップは予定していない。対象の選定にあたっては、「利便性などを総合的に判断」(KDDI広報部)しているという。NTTドコモではバージョンアップ対象となった「Xperia Z3」(auでは「Xperia Z3 SOL26」)が予定に入っていないことについては、「2015年11月24日にAndroid 5.0へのバージョンアップをしたばかり」(同)という事情もあるようだ。なお、auでは予定に明記されなかった機種のOSバージョンアップを実施した事例もある。
Android 6.0へのバージョンアップに関する具体的な案内は、機種ごとに準備ができ次第製品アップデート情報一覧で告知する。
参考:OSバージョンアップで変わること
Android 6.0では、ホームキーを長押しすることで表示中の画面に関係する情報がカードとして表示される新機能「Now on Tap」が追加される。また、操作が行われない状態が続くと従来よりも深いスリープモードに入る「Doze」機能や、使用頻度の低いアプリの電力消費を制限する「アプリスタンバイ」機能によってバッテリー持ちの改善を図っている。アプリのアクセス権を必要に応じて与える機能も追加される。
また、OSバージョンアップを機に、メーカー・キャリアが独自に機能やプリインストールアプリを追加・削除したり、端末固有のソフトウェア面での不具合を修正することもある。
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