DMM mobile、一部プランで月額料金を値下げ 4月利用分から:イオンモバイルに対抗?
DMM.comのMVNOサービス「DMM mobile」が、一部プランで月額料金を値下げする。「よりお求めやすい価格」設定を、4月利用分から対象プランの全契約者に適用する。
DMM.comは3月11日、同社が提供するMVNOサービス「DMM mobile」の一部プランにおいて月額料金を改定したことを発表した。改定後の料金は、4月利用分から対象プランに加入している全契約者に適用される。
今回の改定対象プランは、「データSIMプラン」の1GB・8GB・15GB・20GBプランと、「通話SIMプラン」の2GB・5GB・8GB・10GB・15GB・20GBプラン。値下げの詳細は以下の通り(料金はいずれも税別)。
- データ1GBプラン 月額590円→480円
- データ8GBプラン 月額2140円→1980円
- データ15GBプラン 月額4570円→3600円
- データ20GBプラン 月額6090円→4980円
- 音声通話2GBプラン 月額1470円→1380円
- 音声通話5GBプラン 月額1970円→1910円
- 音声通話8GBプラン 月額2840円→2680円(※)
- 音声通話10GBプラン 月額2950円→2890円(※)
- 音声通話15GBプラン 月額5270円→4300円(※)
- 音声通話20GBプラン 月額6790円→5980円(※)
※SIMカードを追加する場合、1枚あたり月額料金に700円加算(1契約につき2枚まで追加可能)
改定後の価格を見ると、2月26日にサービスを開始した新しい「イオンモバイル」(参考記事)の同一容量プランと同額になっている。このことについてDMM.comの担当者に問い合わせたところ、今回の価格改定は「対抗値下げ」ではなく、より利用しやすい価格への改定であるという旨の回答を得ることができた。
なお、DMM mobileは「全プラン業界最安値」を以前はセールスポイントとしていたが、現在は「低価格で高品質のサービス」に重きを置いてサービスを展開している(参考記事)。
初出時に、「3月利用分(4月請求分)」から適用する旨を記載していましたが、正しくは「4月利用分」から適用となります。おわびして訂正いたします(3月11日18時30分)
基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO」
関連記事
DMM mobile、好きなタイミングでMNP転入できる「おうちで乗換」開始
DMM.comが、任意のタイミングで「DMM mobile」にMNPで転入できるサービス「おうちで乗換(MNP)」を開始する。新しいSIMが届くまでの不通期間を解消できる。端末値上げで需要増?スマホレンタルサービス
「実質ゼロ円」のスマホ販売が終了したことで、今後注目を集めそうなのがスマホのレンタルサービス。そこで、主要なレンタルサービスの内容や利用シーンを紹介します。DMM mobileが「全プラン業界最安値」を放棄!? au系MVNOのVoLTE対応が進む――2015年11月音声通話編
11月は、DMM mobileが最安値に追随“しなかった”ことや、au回線を利用するMVNOにおけるVoLTE対応が進んだことが注目点だ。DTI SIMが「最安値」を引っさげて音声対応 DMM mobileは月内に追随できず――2015年10月音声通話編
10月は、ケーブルテレビ界の“巨人”がMVNOに参入したことや、ほぼ完全な通話定額が登場したことが大きなトピックだったが、あの「全プラン業界最安値」のMVNOが追随できずに月を終えたことにも注目だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.