Androidの「Now on Tap」に画面翻訳やQRコード読み取り機能追加
Andrroid 6.0から使えるようになった検索サービス「Now on Tap」に3つの新機能が追加された。画面の自動翻訳機能、関連コンテンツを表示する「Discover」、QRコードやバーコードの読み取り機能だ。翻訳とDiscoverはまだ日本語設定では使えない。
米Googleは7月6日(現地時間)、「Android 6.0 Marshmallow」に追加された検索サービス「Now on Tap」の3つの新機能を紹介した。
Wepページやアプリの表示画面を設定言語に自動翻訳
残念ながらまだ日本語には対応していないが、[設定]で設定している言語以外が表示されている画面でホーム画面を長押しすると、「この画面を翻訳する」というカードが表示され、それをタップすると画面全体が翻訳される。Webページだけでなく、アプリの画面でも可能なので、ブログメディアのアプリやGoogleマップなどでも利用できる。現在翻訳できるのは、端末の言語を英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語に設定している場合のみだ。
関連コンテンツを表示する「Discover」
こちらもまだ日本語の設定では使えないが、表示している画面に関連するコンテンツを表示する「Discover」アイコンが追加された。例えば火星の2つの衛星についてのニュースを表示した状態でホームボタンを長押しすると表示されるカードで「Discover」をタップすると、関連するニュースや動画が表示される。
QRコードやバーコードの読み取り
端末のカメラでQRコードやバーコードを映した状態でホームボタンを長押しすると、そのコードの内容を表示する。例えば商品についているバーコードを映しながらNow on Tapを使うと、その商品のユーザーレビューなどの関連コンテンツが表示されるという。この機能は書籍やDVDなどで有効になるとしている。
筆者が輸入盤CDのバーコードで試したところ、うまくカードを表示できなかったが、ネット上のQRコードでは内容が表示された。
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