KDDI、“ビジネス版LINE”「Works Mobile with KDDI」を法人向けに販売
KDDIが法人向けに“ビジネス版LINE”を販売。LINEと同じプラットフォーム 使い勝手はそのまま。管理者機能でセキュリティ性を向上させた。
KDDIは7月21日、法人向けのコミュニケーションツール「Works Mobile with KDDI」の取り扱いを発表した。同日から30日間の無償トライアルを受け付け、本サービスを8月29日に開始する。
“ビジネス版LINE”とも呼ばれるWorks Mobileは、NEVERグループでLINEの兄弟会社でもあるワークスモバイルジャパンが販売するアプリ。「LINE」アプリと同じプラットフォームが使われており、LINEとほぼ同じユーザーインタフェースでメッセンジャーや音声/ビデオ通話などが利用できる。
LINEと同じ使い勝手で社員やパートナー企業間のコミュニケーションを図れる一方、管理者機能としてID管理やログの取得が可能で、「シャドーIT」対策にも役立つとしている。カレンダーや掲示板、ファイル共有、メールといったグループウェアとしての機能も設けた。なお通常のLINEや登録メンバー以外との「トーク」は行えない。
KDDIが販売する「~with KDDI」は法人向けのクラウドサービス「KDDI Business ID」上で提供され、認証方法を追加したりデバイスを制限したりなど、セキュリティ性を向上させた。Google AppsやOffice 365、Salesforceなど、KDDIが販売する他のクラウドサービスとのシングルサインオンも可能だ。追加IDの購入手続きは、オンラインサービスの「KDDI ビジネスオンラインサポート」上で行える。
料金は1アカウント(ID)ごと月額360円(税別、以下同)で、年額プランでは月額300円。導入に合わせてKDDI Business ID(通常150円/ID)にも追加料金なしで加入できる(一部機能は制限)。
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