ニュース
沖縄セルラー、IoTを活用した家庭向け水耕栽培キット「やさい物語」発売 カメラ&アプリで成長を確認
沖縄セルラー電話は、IoTを活用した家庭用水耕栽培キット「やさい物語」を発売。アプリを通じて気温、水位などの測定データをはじめ、カメラで撮影した画像データも確認できる。12月中旬に予約を開始し、2017年2月下旬から発売する予定。
沖縄セルラー電話は、11月15日にIoTを活用した家庭用水耕栽培キット「やさい物語」の発売を発表した。予約受付は12月中旬に開始し、2017年2月下旬から発売する予定。
本製品ではスマートフォンアプリを通じ、野菜の成長過程を確認しながら土を使わずに野菜を栽培可能。キット内にはLEDを搭載し、シンプルで近未来的なデザインの半密閉タイプとなっている。使用する種や肥料などは同社の植物工場事業と同等のもの。
気温、水位などの測定データをはじめ、搭載したカメラで撮影した画像データも外出先から閲覧できる。アプリ内で野菜にニックネームをつけ栽培することも可能で、気温や水位の異常値を設定しておくとアプリから警告を受け取るアラート機能も備えている。
advertisement
価格は初期栽培スターターキット付きで3万4800円(税別)。販売はWebのほか、沖縄地区ではauショップでも取り扱う予定。今後は本栽培データを活用し、IoT技術でよりおいしく新鮮な野菜が簡単に栽培できることを目指していく。
関連記事
KDDI、IoT機器の開発を支援する技術情報サイトを公開
検証体制がないデバイスメーカーや開発者でも、IoT製品や技術が開発しやすくなる。コインパーキングの空き状況がリアルタイムで分かる――駐車場をIoT化した「Smart Park」
コインパーキングがなかなか見つからずにイライラ……。そんな状況から解放されるかもしれない新サービス「Smart Park」が発表された。センサーで把握した満空状態を、スマートフォンのアプリから確認できる。ワイヤレスゲート、産業用IoT向けの高速通信プラットフォームを提供へ
ワイヤレスゲートとモバイル・インターネットキャピタルが、高速通信プラットフォームを提供するための合弁会社を設立。工場、病院、物流などの産業用IoTが対象。Wi-FiアクセスポイントをLTE基地局のように動作させる技術を用いる。ヤマト、MVNO支援を生かしてIoT事業者にセットアップ技術と物流ノウハウを提供
ヤマトシステム開発は、MVNO支援プラットフォームなどで培ったセットアップ技術と物流ノウハウをIoT関連機器事業者へ提供。5月からシャープのモバイル型ロボット電話「RoBoHoN」のセットアップ支援をスタートした。ソフトバンク、IoT支援プラットフォーム「+Style」に10製品を追加
ソフトバンクのIoT支援プラットフォーム「+Style」に、新しい製品が登場する。いずれもスマートフォン・タブレットと組み合わせて利用することを前提にしたもので、5月27日から順次プロジェクトがスタートする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.