インタビュー

“商品ファースト”でチャレンジをしていく ドコモ森氏に聞く、2017年の端末戦略Mobile World Congress 2017(2/2 ページ)

ドコモではiPhoneやXperiaが人気だが、Huaweiや新興メーカーなどのスマートフォンを採用する可能性はあるのか? 格安スマホ「MONO」の評価は? プロダクト部長の森健一郎氏に話を聞いた。

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今後もケータイは発売していく

―― MWCの出展する端末メーカーの中には、例えば「Oppo」など、世界市場で急成長しながら、まだ日本に上陸していないメーカーもたくさんあります。従来は、そうしたメーカーが日本のSIMフリー市場に参入するというケースがいくつかありました。ドコモがそうした新興メーカーと協業する可能性はありませんか?

森氏 あくまでも“商品ファースト”だと思っています。すごく勢いのあるメーカーで、日本のお客さまに魅力を感じてもらえる製品を作っているのであれば、積極的に検討していきたいと思っておます。現在、協業している端末メーカーだけでなく、新しい端末メーカーの製品を発売する可能性もなくはありません。

―― スマホ全盛の時代になりましたが、MWCのNokiaのブースでは、フィーチャーフォンの名機と呼ばれる「Nokia 3310」の復刻版が人気を集めました。ドコモの契約者の中には、まだケータイを使っている人も多いと思いますが、このノキアの試みはどう思われますか?

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森氏 そういうチャレンジも面白いなぁと思いました。ドコモとしては、OSはLinuxベースに変わりましたが、今後もケータイは発売していきます。また、スマホとは異なる、いろいろなニーズがある市場だと認識しているので、新しいチャレンジもしていきたいです。


森氏いわく「今後リリースする端末の詳細は言えませんが、さまざまチャレンジをしていくので、ご期待ください」とのこと
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