IIJmio、月20GB/30GBの大容量データオプション開始 既存プランと組み合わせて利用
IIJが、モバイルサービス「IIJmio」で、月に20GBか30GBの大容量データを追加できるオプションサービスを開始する。既存のプランと組み合わせて利用する。「通話定額オプション」の改定も行う。
IIJ(インターネットイニシアティブ)は、個人向けモバイルサービス「IIJmio」にて、月20GBの高速通信ができる「データオプション20GB」と、月30GBの高速通信ができる「データオプション30GB」を6月1日に追加する。
データオプション20GB/30GBは、高速データ通信が可能な「バンドルクーポン」に追加できるオプションサービス。料金は、データオプション20GBが月額3100円(税別、以下同)、データオプション30GBが月額5000円。
データSIMの場合、例えば月3GBの高速通信ができる「ミニマムスタートプラン」にデータオプション20GBを追加すれば、トータル月額4000円で23GBの高速データ通信が可能になる。他に月6GBの「ライトスタートプラン」、月10GBの「ファミリーシェアプラン」もあるので、組み合わせ次第で23GB、26GB、30GB、33GB、36GB、40GBの高速データ通信量を確保できる。
さらに、データオプション20GB/30GBは、1契約につき1つずつ契約できるため、最大50GBの高速データ通信量を追加することもできる。
余ったデータ量は翌月末まで繰り越せるほか、複数のSIMカードで高速データ通信量をシェアできる。
他のMVNOは基本プランで20GB以上の大容量プランを提供している。例えば他社の20GBプランと、ミニマムスタートプラン+データオプション20GB(いずれもデータSIM)の料金を比べると、現時点で最安のDMM mobile(月額3980円)よりIIJmioが20円高いが、3GBを余分に使えるので、他社と比べてもお得な料金設計といえる。他社の30GBプランもデータSIMで月額6000円を超えるところがほとんどなので、ミニマムスタートプランとの組み合わせ(月額5900円で33GB)なら、他社より安くなることが多い。
データオプション20GB/30GBの提供を記念して、キャンペーンサイトから申し込んだ人を対象に、1契約につき3GBの高速データ通信量をプレゼントする。キャンペーン期間は5月1日から31日まで。
「通話定額オプション」を改定
「みおふぉんダイアル」利用時に、月額830円で誰とでも5分、家族と30分以内の通話が何回でもかけ放題になる「通話定額オプション」を5月1日に改定する。「誰とでも5分」を「誰とでも10分」に拡大。「家族と30分」は変わらない。もう1つの、月額600円で誰とでも3分 家族と10分かけ放題になるサービスも変わらない。
5月1日から6月30日までに通話定額オプションを申し込むと、1カ月のオプション利用料を無料にするキャンペーを実施する。
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