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200m先からでも読み取れる「XPANDコード」 iOS向けリーダーアプリが登場
XPANDは、4月4日からQRコード、XPANDコード、JANコードが読めるiOSアプリを提供開始した。XPANDコードは、主に公共交通や公共空間などで活用されている横長の読み取りコード。埼玉スタジアム2002では遠距離からXPANDコードを読み取る試験を実施した。
XPANDが4月4日、QRコード、XPANDコード、JANコードが読めるスマートフォンアプリ「XPAND.CODES Reader」(iOS版)を提供開始した。アプリの提供価格は無料で、アプリ内課金もない。
XPANDコードは、主に公共交通や公共空間などで活用されている横長の読み取りコード。全国41都道府県の飲食店などでの利用も始まっている。基本的には100mまで先の情報を読み取れるが、埼玉スタジアム2002ではより遠距離での読み取り試験も実施した。
埼玉スタジアム内の南側大型映像装置、メインスタンド側とバックスタンド側の帯状映像装置にXPANDコードを含んだデモ用の画像を表示。事前に特定したメインスタンド内の測定ポイントからXPAND.CODES Readerと他のXPANDコード対応アプリで読み取り、最長距離を測定した。
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実験の結果、最長215mを記録し、XPANDコードはスタジアムの大空間に有用であることが分かった。検証結果の動画はYouTubeで公開されている。
XPANDコードはQRコードに続く「第3のコード」とも言われている。例えば、スタジアム内で客席から大型ビジョンを読み取ったり、スクランブル交差点の大型ビジョンを道の反対側から読み取ったりという遠距離からの認識が可能だ。
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