3Gサービス終了を知らないフィーチャーフォン利用者は26.4% MMDのシニア実態調査から
MMD研究所は、9月15日に「シニアの3Gサービス終了に関する実態調査」の結果を発表。終了を知らないと回答したフィーチャーフォン利用者は26.4%で、3Gサービスが終了する時期を約3割が知らないと答えている。
MMD研究所は、9月15日に「シニアの3Gサービス終了に関する実態調査」の結果を発表した。調査対象はモバイル端末を所有している60歳~79歳の男女1万人で、調査期間は8月27日~8月31日。
対象のうちフィーチャーフォンをメイン利用している1119人へ、3Gサービスが終了することを知っているか聞いたところ、「知っている」は73.6%、「知らない」は26.4%。3Gサービス終了を知った情報媒体(複数回答)は「ダイレクトメール」が51.6%、「携帯会社の公式ホームページ」が14.8%、「新聞」が12.7%だった。
3Gサービスが終了することを知っている822人へ、自分が利用している通信会社の3Gサービスが終了する時期を知っているか聞いたところ「知っている」は70.2%、「知らない」は29.8%。ただし、知っていると回答した3キャリア契約者576人に終了する年を聞いたところ「正解」は64.9%、「不正解」は35.1%となった。
3Gサービスが終了することで使用できる/使用できないものを知っていると答えた543人へ対象項目を聞いたところ「正解」は83.2%、「不正解」は16.8%に。不正解者の誤回答項目を複数回答で聞くと「電話が使える」が86.8%、「メールが使える」が65.9%、「インターネットが使える」が27.5%となった。
3Gサービス終了で利用しているフィーチャーフォンが利用できなくなったら困るか聞いたところ「困る」と回答した人は69.5%。3Gサービス終了前にスマートフォンへ乗り換えるか聞いたところ、検討しているは57.7%、検討していないは39.6%だった。また、乗り換え予定の時期は「時期は決めていないが検討している」が51.1%と、「2021年」が22.1%、「2022年」が20.1%となった。
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