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2021年を振り返る(4月編):「ながら充電」が改めて注目/楽天モバイルが「iPhone」を販売開始Mobile Monthly Top10

ITmedia Mobileのアクセスランキングをチェックしながら2021年のトピックを振り返る企画。4月の1位は、スマホ決済キャンペーンのまとめ記事でした。ソニーとシャープの新製品告知に関する記事もよく読まれました。

 1位は、4月のスマホ決済キャンペーンをまとめた記事でした。毎月、定期的に掲載しているまとめ記事ですが、中でも4月は最も読まれました。PayPay、d払い、au PAYを中心に、高還元率のキャンペーンが続いており、「お得」への関心の高さが改めて感じられました。

 2位と3位には、携帯市場と電通大がスマホのバッテリー劣化を防ぐ研究に関する記事が入りました。バッテリーに負荷が掛かる使い方をすることで、スマートフォンを下取りに出す際の買い取り額が下がる要因になるというものです。特に良くない使い方が「ながら充電」で、充電をしながらゲームをプレイすると端末の温度が上昇し、バッテリー劣化につながります。コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことで、スマホを使う時間が増えた人も多いと思いますので、充電方法には改めて注意したいところです。


電気通信大学石垣陽特任准教授監修で導き出したという、バッテリー劣化による推定価値損失額

 4月~5月は各メーカーやキャリアが新製品を発表する時期ですが、2021年は4月にソニーが「Xperia 1 III」を、5月にシャープが「AQUOS R6」を発表しました。どちらも2021年を代表するフラグシップスマートフォンですが、その発表の予告を伝える記事が4位、8位、9位に入りました。その新製品並みによく読まれたのが、2020年12月に掲載した「iPhone 12」のレビュー記事でした(7位)。この記事は、年間を通じてコンスタントに読まれ、iPhone人気の高さを示す結果となりました。

 そのiPhoneですが、4月からついに楽天モバイルが取り扱うことになりました(5位に関連記事がランクイン)。まずはiPhone 12シリーズとiPhone SE(第2世代)を取り扱い、2021年9月に発売したiPhone 13シリーズは、4キャリアで最安値という価格でも話題を集めました。しかし楽天モバイルのiPhoneは、一部ユーザーで着信ができないという不具合が発生しており、同社の対応が注目されます。


ついにiPhoneの取り扱いを開始した楽天モバイル

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