「Xperia PRO-I」がAndroid 12にバージョンアップ
ソニーは3月31日、SIMフリースマートフォン「Xperia PRO-I XQ-BE42」をAndroid 12へアップデートした。オーディオや片手モードの仕様などが変更となった。アップデート後のビルド番号は61.1.F.2.2となる。
ソニーは3月31日、SIMフリースマートフォン「Xperia PRO-I XQ-BE42」をAndroid 12へアップデートした。
オーディオについては、aptX Adaptive対応ヘッドホン使用時に、96kHz/24bitストリーミング再生が選択できるようになる。
片手モードの仕様も変更となり、同モードが有効になっている場合、3ボタンナビゲージョン時はホームボタンの2度押し、ジェスチャーナビゲーション時はホームバーのスワイプダウンで同モードを起動できる。サイドセンスメニューやジェスチャー操作に割り当てて起動することも可能だ。上部のスペースをタップすれば元に戻る。
また、クイック設定パネルや設定内のデザインが大幅にリニューアルされた。
プライバシーも強化され、カメラとマイクの使用中、右上にアイコンが表示されるようになり、アプリがカメラやマイクを使用しているのが一目でわかるようになった。アプリに位置情報を提供する際、「正確な情報」と「おおよその位置情報」のどちらかを選べるようになった。
電源キーと音量キー(マイナス)の同時押しで実行できるスクリーンショットに関しては、キャプチャー範囲の選択が可能になった。
この他、電源ボタンを続けて5回押すと、5つのカウントダウン後に110番へ緊急通報できるようになった。
バージョンアップは、PCに接続しても、Xperia本体でも行える。アップデート後のビルド番号は61.1.F.2.2となる。
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