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ソフトバンクの由来は「ソフトの銀行」 ロゴマークは幕末の海援隊から:モバイルIT用語辞典
主要なMNOキャリアの1つであるソフトバンク。その社名は文字通り「ソフトの銀行」に由来し、さまざまな課題に対する答えを導く「イコール」マークとともに海援隊の旗をモチーフとしている。
主要なMNOキャリアの1つであるソフトバンク。社名は文字通り「ソフトの銀行」に由来している。1981年にPC向けソフトの流通を手掛ける企業としてスタートした日本ソフトバンクが1990年にソフトバンクに、2015年にソフトバンクグループに社名を変更。通信キャリアのソフトバンクは、2006年にソフトバンクが買収したボーダフォンが2006年にソフトバンクモバイル、2015年に現ソフトバンクへと社名を変更。現在はモバイル事業だけでなく、AIやIoT事業も手掛ける。
現ロゴのベースが出来上がったのが2004年12月で、当時のソフトバンク(現ソフトバンクグループ)はイエローを使用していた。通信キャリアとしてのソフトバンクのロゴマークはシルバーを使用しており、歴史が深い明朝体を使用したロゴタイプで構成されている。
ロゴマークはユーザーや世界の課題に対して答えを導く「イコール」を表すとともに、坂本龍馬が所属した海援隊の旗がモチーフだとしている。「情報革命で人々を幸せにしたい」「30年、300年先の世界の人々が感嘆するような仕事をしたい」という思いを込めているという。
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【訂正:2022年10月17日19時45分 初出時、ソフトバンクの社名やロゴの由来について、誤った記述がありました。おわびして訂正いたします。】
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