シャッター音を消せる「AQUOS R9 pro」、SIMフリーで12月13日以降発売 19万円台前半
シャープは、スマートフォン「AQUOS R9 pro」のオープンマーケット向けかつSIMフリーモデル「SH-M30」を12月13日以降順次発売する。市場想定価格は19万円台前半(税込み)を見込む。ライカ(Leica)監修のカメラやシャッターキーを搭載する。
シャープは、スマートフォン「AQUOS R9 pro」のオープンマーケット向けかつSIMフリーモデル「SH-M30」を12月13日以降順次発売する。市場想定価格は19万円台前半(税込み)を見込む。
AQUOS R9 proは、ライカ(Leica)監修のカメラを搭載するフラグシップモデル。広角、超広角、望遠の3眼カメラで構成される「バリオ・ズミクロン」カメラシステムは、いずれのカメラも5030万画素センサーだ。広角カメラは、1型を超える1/0.98型のセンサーにより、暗所でも明るく撮影できる。超広角カメラは、122度の画角で撮影できる他、マクロ撮影にも対応。1/1.56型センサーの望遠カメラは、光学2.8倍ズームが可能で、デジタルズームを併用すれば最大20倍ズームを行える。
デジタルカメラのパーツを利用したシャッターキーを側面に搭載し、長押しでカメラアプリの起動、半押しでフォーカスロックが可能だ。同社によると、オープンマーケット向けモデルにはシャッター音をオフにできる設定項目がある。キャリアやメーカーによる自主規制で、日本市場に出回っている大半の機種はシャッター音が鳴るのが当たり前となっているが、シャッター音をオフにできるAQUOS R9 proのオープンマーケット向けモデルは珍しい。
AQUOS R8 proで取り入れた、レンズフィルターを装着できる機構は、AQUOS R9 proでも健在だ。カメラリング用のアタッチメントを取り付ければ、レンズフィルターを装着でき、自分好みの色味や風合いで撮影できる。ベイパーチャンバーによる本体表面からの熱拡散と、カメラリングからの放熱を組み合わせ、内部の熱を効率よく放出する。約5030万画素のインカメラはマスク対応の顔認証に利用できる。
ディスプレイは約6.7型のPro IGZO OLEDを搭載。解像度はQuad HD+(1440×3120ピクセル)で、1~240Hzの可変駆動に対応する他、3D超音波センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」対応の指紋認証を利用し、ロックの解除などを行える。
OSはAndroid 14をプリインストールする。プロセッサはSnapdragon 8s Gen 3、メインメモリは12GB、ストレージは512GBを備える。バッテリーは5000mAhを内蔵する。留守番電話に録音された内容を要約して表示する「電話アシスタント」は、生成AIで通話時の発話内容を抽出し、自動でテキストや画像を用いたメモを作成する。
ボディーサイズは78(幅)×162(高さ)×9.3(奥行き)mm、重量は約229g。IPX5/IPX8の防水とIP6Xの防塵(じん)やおサイフケータイに対応する。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応している。対応バンドは以下の通り。
- 5G:n1/n3/n5/n7/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78/n79
- 4G LTE:Band1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/18/19/20/21/28/38/39/40/41/42/66
- 3G:Band 1/2/4/5/8
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