2024年を代表するスマートフォンは? 「スマホ・オブ・ザ・イヤー2024」結果発表(4/4 ページ)
ITmedia Mobileでは、2024年を代表するスマートフォンを決定する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2024」を開催しました。2024年1月1日から2024年12月中旬までに発売したスマートフォンからノミネートした主要機種の中から、2024年のベストスマホを決定します。ハイエンド部門とミッドレンジ部門で受賞した機種を発表します。
選考結果を発表 2024年を代表するスマートフォンは?
以上で各審査員の点数が出そろいました。点数の高い順に集計した結果は以下の通りです。
ハイエンド部門
・1位:Xiaomi 14 Ultra:72点
- 2位:Xiaomi 14T Pro:45点
- 3位:AQUOS R9 pro:44点
- 4位:Galaxy S24 Ultra:37点
- 5位:Pixel 9 Pro:27点
ミッドレンジ部門
・1位:AQUOS sense9:83点
- 2位:Nothing Phone (2a)/Nothing Phone(2a)Special Edition:48点
- 3位:Xiaomi 14T:34点
- 3位:らくらくスマートフォン Lite MR01:34点
- 5位:Libero Flip/nubia Flip 5G:26点
ハイエンド部門では、Xiaomi 14 Ultraが1位に輝きました。2位も同社のXiaomi 14T Proがランクインし、改めて2024年のXiaomiの勢いを感じる結果となりました。続く3位には、トップのXiaomi 14 Ultraに肉薄したAQUOS R9 proが、4位にはAI機能への評価が多かったGalaxy S24 Ultraが並びました。一方、ここ数年の受賞が続いていたPixelシリーズは5位に。AI機能に関する日本語対応の遅れが足を引っ張りました。
ミッドレンジ部門では2024年もAQUOS sense9が圧勝。デザインを変更する大幅刷新がありつつも、その完成度の高さで、変わらぬ安定感を見せました。一方で、2位にはNothing Phone (2a)/Nothing Phone(2a)Special Editionがランクイン。スタートアップならではの斬新さが票を集めました。3位はコストパフォーマンスの高さが評価されたXiaomi 14Tと、FCNTのらくらくスマートフォン Lite MR01が同点。4位はフォルダブルの手頃なモデルとして登場したLibero Flip/nubia Flip 5Gでした。
参考:スマートフォン・オブ・ザ・イヤー歴代受賞機種
- 2023年……ハイエンド部門:Pixel 8 Pro(Google)/ミッドレンジ部門:AQUOS sense8(シャープ)
- 2022年……ハイエンド部門:Pixel 7 Pro(Google)/ミッドレンジ部門:AQUOS sense7(シャープ)
- 2021年……ハイエンド部門:Pixel 6 Pro(Google)/ミッドレンジ部門:Mi 11 Lite 5G(Xiaomi)
- 2020年……ハイエンド部門:iPhone 12 mini(Apple)/ミッドレンジ部門:AQUOS sense4(シャープ)、iPhone SE(第2世代)(Apple)
- 2019年……OPPO Reno A(OPPO)
- 2018年……HUAWEI P20 Pro(Huawei)
- 2017年……iPhone X(Apple)
- 2016年……HUAWEI P9(Huawei)
- 2015年……Galaxy S6 edge(サムスン電子)
- 2014年……iPhone 6(Apple)
- 2013年……iPhone 5s(Apple)
- 2012年……HTC J butterfly(HTC)
- 2011年……Xperia acro(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
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