コラム

ドコモ新料金で日本の「20GB」はまた値上げ? 「複雑」との批判あるも、残された「選択肢」に要注目(2/2 ページ)

携帯電話の料金プラン、特に20GBプランは、かつて非常に高額だった。それは「ahamo」の登場で覆ったが、20GBは再び値上げになったと見て取れる。20GBに着目し、高いとされていた時期と2025年現在とでどう違うのか、消費者にとって重要なことは何かを少し解説する。

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利用者自身に合う料金プランを「見極めること」が重要

 ドコモが示した割引の条件について、Xでは「複雑だ」との批判の声が上がっている。しかし、金融サービスや他の付加価値サービスを組み込み、条件を加えて安く見せるやり方は、今に始まったことではない。これは、他キャリアも以前から取り入れている戦略であり、特別なことでもない。

 消費者として忘れてはいけないのは、ドコモ(docomoブランド)の他にも選択肢があることだ。

 もし、ドコモのネットワークを使ったシンプルな料金プランを求めるのであれば、ahamoを契約するのが1つの解決策だ。複雑で分かりにくい実質的な料金の見せ方を嫌うのであれば、他社やMVNO(仮想移動体通信事業者)を選ぶという選択肢も十分にある。

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 最終的には、どの料金プランが利用者自身にとって最も適しているかを、しっかりと見極めることが大切だ。

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