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4万円台「OPPO Reno13 A」6月26日発売 ハイエンド機と同等のAI機能、IP69防水やステレオスピーカーも

オウガ・ジャパンは6月19日、「OPPO Reno13 A」を発表した。OPPO Reno13 AはOPPOのロングセラーシリーズであるOPPO Reno Aの最新モデルで、OPPOのハイエンドモデルとほぼ同等の最新OPPO AI機能を搭載。26日に発売する。

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 OPPO(オウガ・ジャパン)は6月19日、ミッドレンジクラスOPPO Reno A シリーズの最新モデルとして「OPPO Reno13 A」を発表した。同日から一部販路にて予約を受け付け、26日に発売する。オープンマーケット版の価格は4万8800円(税込み)。


ミッドレンジクラスOPPO Reno A シリーズの最新モデル「OPPO Reno13 A」

 OPPO Reno13 Aは、OPPOが日本向けモデルとして展開しているReno Aシリーズの最新モデル。OPPOのハイエンドモデルとほぼ同等の「OPPO AI」機能を搭載し、写真編集や文章作成をサポートする。シリーズ最大容量の5800mAhバッテリーを搭載し、45W SUPERVOOCとPPS急速充電にも対応する。IP69およびIP68の防塵(じん)・防水性能を有し、よりタフな仕様に進化した。

ハイエンドモデルとほぼ同等の最新OPPO AI機能を搭載

 OPPO AIはクラウド型のAIシステムを採用しており、ハイエンドだけでなく幅広い端末で高精度なAI機能を搭載できるのが特徴だ。Reno13 Aでは写真編集機能や文章作成サポート機能といった最先端のOPPO AIを体験できる。

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 AI写真編集機能として、写真の背景に入ってしまった複数の人を自動で認識して一度に消去できる「AI消しゴム」、ピンボケや手ブレが生じてもシャープな写真に蘇らせる「AIぼけ除去」、映り込んでしまったガラスの反射をきれいに除去できる「AI反射除去」といった機能を搭載する。


OPPO Reno13 Aでは、写真の背景に入ってしまった複数の人を自動で認識して一度に消去できる「AI消しゴム」をはじめ、複数のAI写真編集機能を利用できる

 「AI Studio」では、1枚の写真から生成AIと多彩なテンプレートを使い、さまざまなパターンの画像を自動生成できる。

 作業に合わせてAIツールボックスなどの機能が使えるのも特徴の1つだ。例えば、文章確認中には要約や翻訳を、メッセージへの返信時には文案の提案機能を利用できる他、語学学習にも最適な文章の読み上げ機能や、海外旅行での外国人とのコミュニケーションに便利な画面翻訳、音声翻訳も使える。

 ドキュメント用のAIアシスタント機能では、ファイルごとの要約・翻訳、文章のブラッシュアップ、フォーマル/カジュアルへの書き換え、文章の長さ変更などをサポートする。Googleのかこって検索とAIアシスタントGeminiも利用できる。

大容量バッテリー搭載 80度の熱湯噴射にも耐えるIP69の防水に対応

 プロセッサはQualcommのSnapdragon 6 Gen 1、メインメモリは8GBを備え、ストレージは128GBを内蔵する。最大1TBのmicroSDXCを利用できる。

 バッテリーの容量は5800mAhとReno Aシリーズで最も大容量だ。本体内部の部品配置を改善したことで、大容量バッテリーの搭載を可能にしたという。SUPERVOOCと45W PPS急速充電に対応しており、約30分で1%の電池残量から44%まで充電可能。さらに、4年間使用してもバッテリーは80%以上の最大容量を保持できる長寿命設計となっている。


Reno Aシリーズで最も大容量のバッテリーを搭載。急速充電にも対応する

 冷却面ではAIで利用シーンに合わせて最適な温度を計算し、Reno Aシリーズ最大のベイパーチャンバーが効率的に熱を発散する。

 本体は真水への浸水や高圧洗浄の水圧、80度の熱湯噴射にも耐えられる仕様で、米軍MIL規格の耐衝撃テストをクリアしている。ディスプレイにはAGCの強化ガラス「Dragontrail STAR2」を採用。クッション性に優れた構造で、落下や衝撃から重要なパーツを保護する。この他、OPPO独自のトリニティエンジン技術(アプリデータ圧縮技術、システム劣化防止機能、パフォーマンス最適化)により安定性の向上を図った。


真水への浸水や高圧洗浄の水圧、80度の熱湯噴射にも耐えられる

6.7型の有機ディスプレイやシリーズ初のステレオスピーカーを搭載

 ディスプレイは6.7型の有機EL(1080×2400ピクセル)で、リフレッシュは最大120Hz。輝度は1200ニトとなっている。ぬれた手でも操作できる「スプラッシュタッチ」機能や、手袋をしたまま操作できる「手袋モード」を備える。

 Reno Aシリーズとしては初めてステレオスピーカーを搭載。臨場感のあるサウンドを楽しめるという。ボリュームUPボタンを押し続けると、着信音や音楽を大音量にできる「ウルトラボリューム」機能を搭載する。

 カラーは特殊な加工技術によりカメラ周囲で光を柔らかく反射するルミナスネイビー、透明感のあるアイスブルー、そしてスタイリッシュなチャコールグレーの3色をそろえる。

 アウトカメラは約5000万画素の広角カメラ(OIS対応、F1.8)、約800万画素の超広角カメラ(F2.2)、約200万画素のマクロカメラ(F2.4)のトリプル構成で、インカメラは約3200万画素のシングルカメラ(F2.4)となっている。Livephotoをオンにすると、シャッターを押した後の数秒間の動きと音を記録することもでき、撮影時の臨場感をそのまま残せる。4K動画撮影にも対応し、滑らかで鮮明な映像を撮影できるとしている。

OSを超えたデータ転送などの便利機能も

 iPhoneやiPadのiOSデバイスで「O+ Connect」アプリをダウンロードすれば、OPPO端末とiOSデバイス間で、写真や動画などのファイルを簡単に送受信できる。いわばOSを超えたデータ転送が可能だ。


OPPO端末とiOSデバイス間で、写真や動画などのファイルを簡単に送受信できる。写真はデータを送受信する様子

 おサイフケータイやマイナンバーカード機能などを利用可能なFeliCaも引き続き搭載する。生体認証は顔認証・指紋認証をサポートする。OSはAndroidをベースにしたOPPO独自のColorOS 15で、プリインストールされたデータ移行アプリを使えば、QRコードを読み取るだけで簡単に旧端末からデータを引き継げる。

 片手で簡単に操作できるアイコンプルダウンジェスチャー、3本指操作で長いWebページも1枚の画像として保存できるスクリーンショット機能も使える他、アイコンやフォントのサイズ、着信音量が最大になるシンプルモードなど、便利機能を多数搭載する。


OPPO Reno13 Aのスペック

販路一覧

 2025年6月19日時点での販路は以下(50音順)の通り。予約および販売開始日、価格については取扱各社が案内する。

  • MNO
    • UQ mobile、楽天モバイル、Y!mobile
  • MVNO
    • IIJmio、イオンモバイル、HISモバイル、QTmobile、NifMo、ピカラモバイル、BIGLOBEモバイル、mineo、LinksMate、LIBMO
  • 量販店
    • エディオン、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラ
  • 量販店
    • Amazon、ECカレント、OPPO公式オンラインショップ、OPPO公式Yahoo!ショッピング店、OPPO公式楽天市場店

左からチャコールグレー、ルミナスネイビー、アイスブルー

片手でも握れるサイズ感だ

今回もおサイフケータイに対応しているが、FeliCaロゴは省かれ、よりスッキリした印象になった

2眼+マクロカメラを搭載

右側面

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