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「Pixel Watch 4」に「ダブルピンチ」などの新ジェスチャー追加 「WearOS 6.1」更新で

Googleは、「Pixel Watch」の2、3、4に対し「WearOS 6.1」の配信を開始した。Pixel Watch 4では、親指と人差し指を合わせる「ダブルピンチ」と「手首をひねる」という新たなハンドジェスチャーが利用可能になる。また、3と4のスマートリプライ機能が強化され、デバイス上のAIモデルによりオフラインでも応答が生成されるようになり、高速化・効率化が図られる。

 米Googleは12月9日(現地時間)、「Pixel Watch」の2、3、4を対象に「WearOS 6.1」のアップデート配信を開始したと発表した。このアップデートにより、「Pixel Watch 4」では「ダブルピンチ」と「手首をひねる」という新機能が利用可能になる。

Pixel Watch 4で使える2つの新ジェスチャー

 「ダブルピンチ」は、「Apple Watch」や「Galaxy Watch」にあるような、スマートウォッチを装着している腕の親指と人差し指を2回合わせる操作。この操作で、通知のスクロール、通知の消去、アラームのスヌーズ、タイマーとストップウォッチの管理、音楽の一時停止、スマートリプライの選択、電話の着信応答と終了などが行える。


ダブルピンチで操作できる場合は画面に表示される

 「手首をひねる」は、手首を素早く外側に回してから内側に回す操作。これにより、着信を消音したり、通知を閉じたりできる。

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 これらの機能はデフォルトで有効になっている。設定は、Pixel Watchで[設定]→[ジェスチャー]→[ハンドジェスチャー]で変更できる(上の画像の左端を参照してください)。

 また、デフォルトではこれらのジェスチャーが使えるシーンで画面にヒント動画が表示されるが、その頻度も[ハンドジェスチャー]の設定で調整できる。

Pixel Watch 3と4でのスマートリプライ強化

 このアップデートではまた、スマートリプライ機能が強化される。デバイス上のAIモデルを活用することで、スマートフォンと接続していない状態でもスマートリプライが生成されるようになる。これにより、従来比で2倍早くなり、メモリ使用量は3倍近く効率化されるという。


スマートリプライがオフラインでも利用可能に(画像:Google)

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