ドコモ、「ポケットU」の機能を拡張――Webカメラへのアクセスが可能に
ドコモは、携帯電話からPCやHDDレコーダー内のコンテンツにアクセスできる「ポケットU」向けに、Webカメラへのアクセスが行える「Webカメラプラグイン」を公開した。また、ソフトのバージョンアップも行った。
NTTドコモは3月19日、携帯電話からPCやHDDレコーダーに保存されたコンテンツを閲覧する「ポケットU」サービスに、Webカメラで撮影した動画・静止画を視聴できる「Webカメラプラグイン」を追加した。
ポケットUは、ケータイからネット接続されたPC内やHDDレコーダー内にある動画や音楽、画像、文書ファイルなどのコンテンツにアクセスする月額525円のサービス。今回公開された「Webカメラプラグイン」をPCにインストールすると、PCに接続されたUSBカメラやPC内蔵型カメラなどで撮影した映像を、携帯電話から見ることができる。
また、事前に撮影スケジュールを設定しておくことで、5分間隔で動画を撮影する/一定間隔(秒単位)で静止画を撮影する/一定の動作を検知すると動画を撮影するといったことも行える。
発表段階で対応するWebカメラは、USBカメラが88機種、PC内蔵カメラが3機種。詳細や最新情報は、ドコモのWebサイト(http://www.nttdocomo.co.jp/service/music_movie/pocket_u/soft_plugin/web_camera/index.html)で公開している。
ポケットUソフトはVer2.0に
同時にポケットUソフトのバージョンアップも行われ、バージョンが2.0になった。Ver2.0では、携帯電話で音楽を再生する際のファイル形式を変更し、iモーションではなくミュージックプレーヤーでの音楽再生が可能になった。また、視聴可能なファイル形式に、MWVやWMA、MP3を追加。利用できる音楽、動画コンテンツが豊富になった。
関連記事
- ケータイで自宅PCの動画を再生──ドコモの「ポケットU」はどこまで使える?
ドコモのFOMA端末向け新サービス「ポケットU」が始まった。iモード経由で自宅のPCへのアクセスを可能にし、PC内にある動画や音楽データ、オフィスドキュメントを自分の携帯で再生・表示できるようになる。その使い勝手はどうか、早速導入して試した。 - HDDレコーダー内の番組にケータイからアクセス――ドコモの「ポケットU」に新機能
ケータイからPC内の動画コンテンツを閲覧可能にするドコモの「ポケットU」に、新機能が追加された。プラグインを追加することで、HDDレコーダーやネットワークHDDに保存した動画も視聴できるようになる。 - PC内の動画コンテンツにケータイからアクセス――ドコモ、「ポケットU」を発表
NTTドコモは、自宅PC内のコンテンツに携帯電話からアクセスできる「ポケットU」を発表した。専用ソフトをインストールしたモバイル環境から、PC内の動画、音楽、画像、文書を閲覧できる。 - 見たいシーンだけケータイで──ビーマップ、“ポケットU”対応サービス「テレビぴたっと」開始
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.