ニュース
NTTドコモ、国際MMSのサービス内容を拡充――国内受信料を無料に
NTTドコモは7月1日から、国際MMSのサービス内容拡充を行う。MMS受信時の国内パケット通信料を無料にするほか、最大300Kバイトまでの大容量ファイルの送信に対応。送信可能なエリアも7以上に広げる。
NTTドコモは5月25日、iモード端末と海外携帯電話事業者のMMS(マルチメディアメッセージングサービス)対応端末との間でのメッセージの送受信を行う「国際MMS」について、7月1日10時からサービス内容を拡充すると発表した。
これまでの発生していたMMS受信時の国内パケット通信料をFOMA/ムーバとも無料とするほか、100Kバイト以上300Kバイト以下までの大容量ファイルの送受信も行える。また、MMSの送受信が可能な国と地域をこれまでの3つの国・地域(香港・マカオ・シンガポール)から、2009年度中に7以上の国と地域(30以上の事業者)に拡大する。
MMSは、写真や音楽データを添付したメッセージを電話番号かメールアドレスあてに送信するもの。ドコモはMMSの送受信方式をこれまでのメールアドレス方式から、世界的に普及している電話番号方式へ変更することで、サービスの拡充を実現したという。
関連記事
- ドコモ、国際ローミングサービスの料金区画変更と値下げを発表
ドコモは、国際ローミングサービス「WORLD WING」で着信した際の料金区画変更と、一部ローミングエリアにおける着信した場合の通話料値下げを発表した。 - ドコモ、国際MMSの提供を開始
iモードメールと海外のMMSで送受信できるサービスをドコモが開始する。対象国は香港、マカオ、シンガポールで、7月1日から。 - GSM圏で使われている「MMS」って、どんなサービス?
ボーダフォンが今冬にもリリースする3G端末は、メールサービスにMMSが採用される。GSM圏では主流だが、日本では馴染みがない。どんな利用イメージなのかを探った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.