続・Androidでフリック入力:ふぉーんなハナシ
先日「Simeji」を使ってAndroidでフリック入力ができることを紹介したが、Simejiのほかにもフリック入力対応のIMEがある。また、一部ユーザーから熱烈に支持されている「ベル打ち」ができるIMEも登場している。
先日、日本語入力IME「Simeji」を使うことで、Androidケータイでもフリック入力ができることをご紹介したが、もう1本Androidケータイでフリック入力が可能なIMEがリリースされている。それがKunimasa Nodaさん作の「OpenWnnフリック入力対応版」だ。
OpenWnnは、オムロンソフトウェアが開発した日本語入力システム「iWnn」のAndroid版を、オープンソースとしてApache 2.0ライセンスで公開しているもの。その優れた日本語変換機能を利用したアプリの作成が、一定の規約の下で許されているわけだ。
OpenWnnフリック入力対応版は、その名のとおりこのOpenWnnでフリック入力ができるようにしたもの。HT-03AにプリインストールされているiWnnと見た目は変わらない上、主な使い方や変換精度も同等なので、使い始めのハードルも低い。Simejiと比べて動作が軽快という特徴もある。
ちなみにOpenWnnをベースにした日本語入力IMEはもう1つある。その名は「OpenWnnニコタッチ対応版」。作者はhiroshicaさんで、フリック入力対応版の作者とは別の方だ。こちらは、OpenWnnでニコタッチ(ツータッチ、ベル打ち)を可能にするIMEである。
もっと快適な文字入力方法はないものか──。そんな風に思っている人は、これらのIMEを試してみてはいかがだろうか。
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