写真で解説する「EXILIMケータイ CA003」(2/2 ページ)
「ケータイカメラもここまで来たか」――そんな思いがよぎるカシオ計算機製のハイスペック端末が「EXILIMケータイ CA003」だ。12.2MのCMOSカメラにデジカメ「EXILIM」のトレンド機能である高速連写やダイナミックフォトを盛り込んだほか、ケータイとしての主要な機能もしっかりサポートする。
GRACEFULボディ、3.3インチ有機EL、主要な機能を一通り搭載
今回のEXILIMケータイは、見た目の高級感も訴求ポイントのひとつ。バッテリーを内蔵するボディ裏面は、全体が1枚のパネルになっており、ヒンジ部にあるスライド式のロックを外すことで、パネルごと取り外せる。これにより、バッテリーカバーの継ぎ目がない、プレーンなデザインに仕上がっている。レンズの周囲にはメタリックなリングをあしらい、ホワイトとブルーグリーンの2色に輝く発光部も設けた。
ボディの右側面には大型のサイドキーをタイル状に配置し、スッキリとした見た目と操作のしやすさを両立している。特にシャッターボタンは大きめにデザインされ、非常に押しやすい。また、ダイヤルキーには左右のキーと中央のキーとがわずかに段違いになった新形状を採用。横のキーがつながった独特なデザインとなっており、キーの表面はわずかにふくらんでいる。実際に使ってみると指がかりもよく、操作性は良いと感じた。
CA003に限ったことではないが、KCP+のプラットフォームが改良されたことで、操作に対する画面の追従性も良くなった。これなら旧KCP端末の初代「EXILIMケータイ W53CA」から乗り換えるようなユーザーも、それほど不満を感じないだろう。
ディスプレイにはW63CAと同じく有機ELを採用するが、サイズは3.1インチから3.3インチに、解像度もVisualワイドVGA(480×800ピクセル)からVisualフルワイドVGA(480×854ピクセル)にアップ。鮮やかなメリハリのある画面で、写真やワンセグを見ることができる。
ワンセグ、おサイフケータイ、EZナビウォーク、Bluetoothなどに加え、「EZニュースEX」「LISMO Book」などの新機能も搭載し、au端末の主要な機能は一通りそろえるなど、ケータイとしての機能も充実している。また、全1500種類の絵文字をプリセットし、メールに活用できる。
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